◆最新情報(2017年)◆ |
変わる景観[2017年12月] | |||||||
久しく歩いていなかった横川エリアを訪ねました。今秋の台風の影響は大きく、斜面の崩落や倒木などが各所で見られます。なかには、石垣が崩れているところもありました。 また、森林の伐採と間伐によって作業用林道が敷設されているところもあります(大宮川中流から上流の左岸域)。今後も作業の進展に伴って、新たに道路が設けられると思われます。 この日いちばんの見どころは、八王子山から見下ろす琵琶湖の眺望と、間伐でスッキリした衣掛岩でした。ちょっと魅力がアップしたように感じます。 写真(上から)=中尾坂上部の石垣・神宮寺山付近の倒木・金大巌の前からの絶景・衣掛岩上部(左)と全容(大宮谷林道から) | |||||||
初秋を感じる[2017年8月] | |||||||
この夏いちばんの晴天に恵まれた8月27日(日)。横川から西塔・東塔を回ってきました。峰道では、いち早く秋を告げるヤマジノホトトギスを目にすることができました。でも、夏の花がまだまだ健在でイワタバコの花もあります。9月が近づき、今後は秋の草花たちが増えていくことでしょう。 写真(上から)=ヤマジノホトトギス・イワタバコ・ヘクソカズラ・クサアジサイ | |||||||
思いがけない花[2017年7月] | |||||||
夏の草花たちが咲いていないかと気にしているタイミングで、家内からグッドニュースを聞きました。いつもウォーキングをしている道でコクランが咲いているというのです。これまでにトンボソウを確認していた近くです。行ってみると花が下から咲き始めており、咲き揃うのはもう少し時間がかかりそうです(写真=7月6日)。 文献によればカキランやミヤマウズラなどもあるようで、ぜひこの目で見たいと思っています。植物相の豊かさを再認識させてくれる出来事でした。 | |||||||
爽やかな山稜で[2017年6月] | |||||||
「梅雨入り」が発表されてから、このところ好天がつづいています。この時期の花は紫色や青系統のものが増えてきて、暑さや湿度からちょっと気をそらせてくれます。この日もコアジサイやオカタツナミソウ・デワノタツナミソウが咲き始めていました。 しばらくは乾いた空気と眺望が望めそうなので、また歩きに行こうと思っています。上の写真はカキノハグサ(上)・コアジサイ(左下)・オカタツナミソウ(右下)。以上、6月14日。 下の写真は6月16日に見かけたものです。大宮川ではウツギが目立ち、横川ではアカショウビンの鳴き声が響いていました。シライトソウ(左上)・デワノタツナミソウ(右上)・ムラサキサギゴケ(左下)・ノコギリソウ(右下)。 | |||||||
初夏近し[2017年4月] | |||||||
連休初日に比叡山の古道を歩いてきました。東塔では新緑の季節を告げるシャクナゲが花びらを広げ始めています。山麓の雑木林でも紅色のオオイワカガミが見られました。 近づいている初夏を実感する一日になりました。 | |||||||
咲き始めた花たち[2017年4月] | |||||||
比叡山の山上では、八重桜をはじめ草花が次々と咲き始めています。気になっていたカタクリの様子を確認するため、晴天の日を選んで訪ねました。日あたりのよい場所では既に終わっている株もありましたが、綺麗に反り返って陽光を受けているものも多くありました。この数年、花の数が少しずつ増えているように思います。山域全体でササが復活しており、シカによる食害が減ったためではないかと感じています。 行き帰りの道では、ミヤマカタバミ・シハイスミレなどのスミレ類・ネコノメソウ・オオカメノキ(ムシカリ)の花が風に揺れていました。まもなく「山笑う」季節を迎えます。 | |||||||
桜の下で山王祭(日吉大社)[2017年4月] | |||||||
比叡山の東山麓に位置する坂本では、4月12日の「午ノ神事(うまのじんじ)」から山王祭がハイライトを迎えます(15日まで)。13日は多くの神事がつづき、夜の「宵宮落し(よみやおとし)神事」で若宮が誕生。昼間は「花渡り式」が執り行なわれ、日吉馬場が華やぎに包まれました。 写真は二の鳥居から参道を宵宮場に向かう一行(13日午後1時〜)。 | |||||||
横川で春を探す[2017年3月] | |||||||
この春は3月に入って寒冷な日々がつづき、山麓の桜もまだ花を付けていません。山上の様子を確かめるため、3月26日(日)に横川周辺を歩いてきました。元三大師堂や横川中堂では周囲に残雪が目につきます。 行者道ではバイカオウレンが小さな白い花を咲かせていましたが、蕾も多くこれから本番のようです。定光院では移植されたザゼンソウが見られました。あとは、大宮川の水辺でネコノメソウがあった程度です。全体として春浅いという印象です。花期は例年に比べやや遅いのではないでしょうか。 | |||||||
日吉大社――迎春の神事[2017年1月] | |||||||
穏やかな天気に恵まれた2017年元旦は、各地で初日の出を見ることができたようです。八王子山から拝もうと日吉大社に詣でました。その前に執り行なわれる大戸開神事に立ち会うため暗いうちに家を出ました。 写真上から、神事の始まり(西本宮=5時8分)と能「翁」の奉納(西本宮=5時30分)。下は東本宮で奉納される謡曲「四海波」(6時15分)です。 | |||||||
積雪の様子(比良・蓬莱山)[2017年1月] | |||||||
元旦は午後から天気が良くなったとはいえ湖南方面だけで、湖西や湖北の状況が知りたくて裏山へ確認しに行ってきました。写真は2日午前の比良・蓬莱山の様子です。稜線は白いですが、積雪深は多くなさそうです(びわ湖バレイの滑走可能ゲレンデ=40センチ)。 なお、比叡山系では北斜面の日陰を除いて雪はありません。 | |||||||
|2024年|2023年|2022年|2021年|2020年|2019年| |2018年|2016年|2015年|2014年|2013年|2012年|2011年| |2010年|2009年|2008年|2007年|2006年|2005年|2004年| |