小野山から北西へ流れる呂川と、童髯山の南西面を集水域とする律川 を合わせて呂律川と称しています。その上流(川迫谷ともいう)に懸か る高さ18mほどのナメ滝で、来迎院の前を呂川に沿って遡り、平坦地を 律川へ廻り込んで行くことができます。 | |
*音無ノ滝 |
この滝は、権現谷(藤ノ木川・権現川水系)の標高300m付近に懸かる滝で、延暦寺の開創にまつわる伝説が残されています。 その下流には、地形図に崩土記号の付いた蓬莱峡があって、規模はそれほど大きくないものの廊下になっています。上流が花崗岩質のため、中は白砂で埋まり浅くなっています。 |
*左=蓬莱峡 右=蟻ヶ滝 |
鹿ヶ谷の桜谷川上流に懸かるナメ状の滝で、近くにあった如意寺の 月輪門に因んでそう呼ばれています。如意ノ滝という名もあります。 滝は大きく二段に分かれますが、高さは全体で15m程です。 | |
*楼門ノ滝 |