大宮川本流と悲田谷が出合う地点の左岸下流に聳える岩で、ここには 「愛護の若」の伝説が残っています。 また、日吉大社の縁起伝説ともいうべき、大宮川や霧降ノ滝にかかわ る物語もあります。 | |
*衣掛岩 |
長等山から水車谷(柳川水系)と不動川の間を北東へ下る尾根の、標高330m付近に露出する岩で、大津市街からもよく見えます。 山岳関係では、京都近郊の岩登りゲレンデとして、比較的早い時期から登られていました。 |
*左=千石岩南東面上部 右=千石岩東面 |
*左=千石岩南東面下部 右=千石岩北面 |
銀閣寺の門前から大文字山の「大」の字へ登る旧道にあり、明治時代の 仮製地形図には石切場の記号が付されています。ここは、褐簾石が発見さ れた場所としても有名です。 | |
*太閤岩 |
八瀬秋元町の丹住谷右岸にあります。「山門三塔坂本惣絵図」(内角文庫 蔵)によれば、高さ20間、幅10間と表記されています。延暦寺と八瀬の境 界にあたり、岩の上をその巡視路が通っています。 | |
*天狗岩 |