探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.574【蒜山の山容と眺望】
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下蒜山から大山(雲の中)につづく稜線(右は矢筈ヶ山)
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左から中蒜山・上蒜山・皆ヶ山・アゼチ・烏ヶ山(下蒜山から)
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烏ヶ山(左)と大山(中央)
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矢筈ヶ山(左)と甲ヶ山(右)
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人形仙(遠景中央右)の彼方に東山が見える(遠景左は三国山への県境稜線)
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下蒜山(中央)。遠景は鷲峰山・三徳山(中央左)と東山(最遠景中央右)・天狗岩・花知ヶ仙(遠景右)のピークが覗く
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最遠景は花知ヶ仙(左)と那岐山(右)。手前は県立森林公園(千軒平・キタケ峰)の稜線(中景右手は若杉山)
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最遠景は那岐山の一部(左)と泉山(中央右手)。手前は県境稜線(右端は津黒山へつづく尾根)
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日本海方面を見下ろす(中蒜山から)
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蒜山高原と南方向(東寄り)を望む(遠景左から津黒山・山乗山・富栄山・霰ヶ山・雨乞山・三坂山などが連なる)
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蒜山高原と南方向を望む(遠景左の鋭鋒は雨乞山。右へ三坂山・櫃ヶ山・星山・笹ヶ山が目立つ)
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蒜山高原と南方向(西寄り)を望む(盆地を囲むように左から耳スエ山・笠杖山・金ヶ谷山・毛無山・三平山が並ぶ)
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 眺望に優れた蒜山(ひるぜん)三座。コースから見る周囲の景観と、蒜山高原を取り巻く山々を記録しておこう(→山座同定)。まず目を奪うのは、尖った烏ヶ山(からすがせん)と大山(だいせん)である。しかし、分水嶺の県境稜線と盆地の周囲にも岡山県の名山が数多く散らばり、この山域の概要を掴むには最適のロケーションといえる。
 中国山地(とくに氷ノ山から大山にかけて)の山名には「せん」「ぜん」(山・仙)が多く、古くから修行の場として山が開かれた歴史を伝えている。また、鞍部・峠とほぼ同義語の乢(たお・たわ・とう=垰・峠)も各所で見られる。この地名は四国にも多い。
 早朝は青空だったが、時間とともに雲が多くなった。期待していた日本海に浮かぶ隠岐諸島(島前・島後)を見ることは叶わなかったものの、東は微かに東山(とうせん)が姿を現していた。
 数年前の秋に『山旅倶楽部』で蒜山三座の縦走を計画したことがある。その時は鏡ヶ成(かがみがなる)まで来て雨の中を擬宝珠(ぎぼし)山・像(ぞう)山に登った。翌日は台風の直撃で、残念ながら早々と帰途に着くこととなった。今回はその山容も確認することができ、充実した山行になった(2020.5.23/鍵掛峠・鬼女台=5.22)。
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大山(左)と烏ヶ山(右)
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二俣山・皆ヶ山(左)とアゼチ(中央)
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大山南壁(鍵掛峠から)
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鬼女台(きめんだい)展望休憩所から望む烏ヶ山(左)・像山(中央)・擬宝珠山(右)
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