探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.1100【ダンノダイラより外鎌山】
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左=ダンノダイラへの標識  右=地福寺の石仏群(中央の地蔵尊二体は人の手で磨耗。中心は庚申塔)
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「万葉集巻頭の歌」伝承地(遠景は金剛山・葛城山の山稜)
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左=ダンノダイラへの道  右=ダンノダイラ
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左=共聴アンテナの建つピーク  右=水神坐水沼社(水神社)の磐境(いわさか)
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左=天壇の西側にある磐座  右=付近の大岩
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黒崎の墓地から音羽山の山稜(遠景)を望む(手前右は外鎌山)
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左=朝倉村道路元標  右=外鎌山の登山口(朝倉台西6丁目)
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巻向山(中央右)の山稜(前景は朝倉台の住宅地)
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左=外鎌城の石垣  右=外鎌山(三等三角点。点名=高間山)
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左=白天龍王・西光龍王の標石と倒れた西阿の墓碑(中央左)  右=「南朝忠臣 西阿公之墓」碑
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音羽山(外鎌山から)
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遠景は左から金剛山・葛城山・岩橋山・二上山が並ぶ(中景左は鳥見山)
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大和三山(左=天香山・背後の右側=畝傍山・右手=耳成山)
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高安山(最遠景中央左)・大原山(最遠景右手)・生駒山(最遠景右)の山稜(手前右手は矢田丘陵)
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朝倉台から望む真平山(遠景左手)貝ヶ平山(遠景中央)・鳥見山(遠景中央右)。手前中央右に天神山が見える
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 桜井市出雲からダンノダイラ(段ノ平)へつづく道を調べようと、地福寺の前から山手の道を西に進む。山麓の開けた中坊(小字)に、万葉集の巻頭で記される歌碑(伝承地)が道の傍らにあった。雄略天皇の作とされる。遠く、金剛山や葛城山がスカイラインを描く。
 棚田が終わって山へ入る地点にゲートがあって、車でなく歩いて登るよう表示してあった。この付近を山ノ神といい、勾配のある道路が延びる。谷筋は傾斜が急で露岩や転石が多い。
 植林帯から明るい雑木林になると、緩斜面になって先週見たダンノダイラの説明版へたどり着いた。上部の水源を確認したく、そのまま谷沿いをルートにする。ルンゼ状の不安定な箇所には、ロープがフィックスしてあった。尾根に出て共聴アンテナが建つピークを過ごすと、巻向山と奥不動寺をつなぐ道路と出合う。ピークの南側から山道を東に進み、途中から頂上をめざす。
 高山(こうぜん)神社方面に進み、500メートルほど行った左手の磐境(「白石の神域」)に立ち寄る。水神坐水沼社(すいしんいますみずぬましゃ=水神社)が下の谷筋に鎮座する。巻向山へ戻り、奥不動寺から黒崎に下山した。
 時間があるので、外鎌(とかま・とがま)山(忍坂=おさか=山・「朝倉富士」)で奈良盆地を眺めようと初瀬街道(伊勢本街道)を西へ向かう。途中に朝倉村道路元標があった。
 「大和朝倉」駅前から朝倉台の住宅街を通り抜け、給水塔手前の登山口(五合目)から竹林を登る。落ち葉を踏みしめながら進むと、外鎌城(戸賀間城)の跡とされる石垣が現れた。南北朝時代もので、戒重(開住)西阿(かいじゅうさいあ=高階勝房)によって築かれたという。氏は南朝方の武士で、戒重・河合・赤尾など桜井周辺に六つある城のひとつとされる。
 頂上には倒れた墓碑があって、その歴史を伝えている。南朝・北朝両軍の動向や当時の景観を想像しながら、傾き始めた陽光で赤みを帯びた大和(初瀬)川流域を眺めた(2025.12.28)。
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