探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.1099【与喜山暖帯林(天神山)】
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天神山(手前左へ山口坐神社への尾根が張り出す。「長谷寺」駅近くから)
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左=與喜天満神社表参道  右=與喜天満神社本殿
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社叢
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左=磐座(鵝形石)  右=尾根筋の樹林
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左=天神山(三等三角点。点名=天神山)  右=人手が入っていない林
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山頂近くの巨木(尾根の東側は植林地)
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左=二ノ磐座(重石)  右=イチイガシ
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左=裏参道(連歌道)  右=鍋倉神社
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長谷寺(右は玉鬘神社。裏参道から)
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 一週間前に巻向(まきむく)山を歩いて、長谷寺の所領だった天神山(与喜山)を思い起こした。久しく先送りにしていた山で、大和青垣国定公園の第一種特別地域になっている。天然記念物の樹林(与喜山暖帯林)が何よりの魅力で、春日山原始林に並ぶ自然が広がる。
 「長谷寺」駅からは、大和(初瀬)川の谷筋を挟んで盛り上がる山容が望める。初瀬の門前町を進み、與喜(よき)天満神社の御旅所から橋を渡って表参道を上がる。入口の鳥居前に天然記念物を示す標石が立っていた。
 本殿の前から三ヶ所ある磐座〔鵝形(がぎょう)石・沓形(くつがた)石・掌(たなごころ)石〕に寄って北側の尾根を登る。急峻な標高差80mほどをこなすと、緩やかになって歩き易くなる。尾根の北斜面は険しく、ところどころに露岩が目立つ。境界標石が出てきたら東側は暗い植林地になった。西側の明るい広葉樹林と対照的である。シイやカシの高木の下に、サカキやヤブツバキが繁茂している。ほどなく頂上の三角点に着いた。
 別ルートでの下山を考えていたが、重石(かさねいし)と呼ぶ二ノ磐座(『磐座紀行』:藤本浩一)を外したので登路を降る。緩い傾斜の尾根から最後の斜面に入り、周囲の露岩をひとつずつ確認しながら進む。下降の方が道を見つけ易く、たやすく灯籠と玉垣に囲まれた重石と出合った。
 長谷寺へつづく裏参道(連歌道)の石段を降れば、左手に鍋倉神社の鳥居が建つ。右手の下方には玉鬘(たまかづら)神社があり、その下に素戔嗚尊神社の境内が大和(初瀬)川左岸に広がっていた(2025.12.28)。
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