探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.982【秋を求めて蓬莱山へ】
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左=打見山  右=蓬莱山
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左=稜線のススキ  右=キタヤマブシ
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ホッケ山から望む琵琶湖(遠景左)と比叡山(遠景右手)。中景右手は霊仙山
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北山の山なみ(最遠景中央左は棧敷ヶ岳。中景右手に皆子山)
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桑谷山(遠景左手)と前に峰床山〜鎌倉山(鎌倉谷山)の山稜(最遠景中央は天狗峠。右手は三国岳)
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小女郎ヶ池と蓬莱山
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左=ヒツジグサ  右=石仏が祀られた蓬莱山南面
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蓬莱山へ戻る
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白滝山(中景左手)と武奈ヶ岳(遠景右手)。前の右側にコヤマノ岳・シャクシコバの頭が重なる(遠景左手は白倉山の山稜)
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打見山(蓬莱山から)
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左=天命水  右=天狗杉
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左=「ホスの木場」  右=曲折を繰り返すキタダカ谷道
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 初心者向の山登り講座で、比良山系の打見山から蓬莱山を経てホッケ山まで往復してきた。秋が感じられるコースとして計画していたが、この9月はまだまだ夏のような日々がつづく。それでも、ロープウェイで打見山頂まで登ると、幾分ましな空気にホッとする。
 まず蓬莱山をめざすが、蓬莱山頂一帯に大きなテラスが設置されるのか、斜面の多くがロープで規制されていた。金ピラ峠に向かう道は通行できず、小女郎峠への稜線も入口に資材が置かれロープを跨がなくては縦走できない。現場作業員と施設側の対応には疑問を感じる。
 仕方なく別の薄い踏み跡から峠へ向かった。少し降ると自然の風景に変わって気持ちが落ち着き、ススキが穂を伸ばす稜線をホッケ山まで進む。帰途は小女郎ヶ池に立ち寄り、少々秋らしくなった色彩に包まれた。風も心地よい。打見山への最後の登りは、打見リフトの東側につづく本来の登山道を利用した。ゆっくり涼んでから下山してもらうため、山頂駅で早めに解散する。月曜日にもかかわらず、山上一帯は多くの観光客で賑わっていた。
 その後は、一人で天命水から天狗杉を通って「志賀」駅まで歩く。久しぶりのコースだが、谷沿いの林道近くに「ホスの木場」の標識が立っていた(標高600m)。かつて、集材か休憩の場所だったと思われる。郷土の歴史を発掘する活動が行なわれている証しであろう。初めて知った(2024.9.9)。
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