探山訪谷[Tanzan Report]
space
space
space
space
 No.962【六個山から五月山へ】
space
240603_1space240603_2
space
space
左=六個山東尾根の樹林  右=アカガシ
space
space
space
240603_3space240603_4
space
space
左=ネジキ  右=ヤマモモ
space
space
space
240603_5
space
space
東尾根上部からの展望(遠景左は生駒山。遠景中央に葛城山・金剛山。遠景右手は和泉山脈)
space
space
space
240603_9
space
space
最遠景左は一体山。最遠景右手は額井岳・貝ヶ平山(手前を横切るのは生駒山地北部の稜線。中央右の飯盛山が目立つ)
space
space
space
240603_6
space
space
遠景中央右は生駒山(最遠景左手は大和高原)
space
space
space
240603_7
space
space
遠景左から二上山・葛城山・金剛山(紀見峠を挟んで右に岩湧山)
space
space
space
240603_8
space
space
最遠景の高いピークは西お多福山・六甲山。手前の右に譲葉山・岩倉山が重なる(手前の遠景左手は東お多福山)
space
space
space
240603_10space240603_11
space
space
左=六個山  右=ウラシマソウ
space
space
space
240603_12
space
space
石澄川
space
space
space
240603_13
space
space
伊丹空港を見下ろす(五月山緑地霊園から)
space
space
space
240603_14space240603_15
space
space
左=日の丸展望台  右=千代山(三等三角点、点名=木部)
space
space
space
240603_16
space
space
展望台から歩いてきたコースを振り返る
space
space
space
240603_17
space
space
東方向の眺め(最遠景左は三上山。最遠景中央右に一体山。間の手前に交野山の山なみ)
space
space
space
240603_22
space
space
北摂の山々(左の三角形は長谷の竜王山。右側に三草山。中央右の三角形は剣尾山。右手の高代寺山が樹木と重なる)
space
space
space
240603_18space240603_19
space
space
左=クロガネモチ  右=杉ヶ谷
space
space
space
space
 箕面市の六個(ろっこ)山と池田市の五月(さつき)山をつないで、緑に覆われる山を歩いてきた。都市近郊の身近なフィールドだが、ハイキングコースが整備されていて人気を集める。なにより、各所で大阪平野の眺望に恵まれるので、天気のよい時に行きたいと思っていた。
 平和台西の入口から六個山東尾根に取り付き、大きな木が混じる急坂をゆっくり登る。ネジキの白い花が頭上を覆う。上部のビューポイントからは、大阪のビル群を前に京都府南部から大阪府・奈良県・兵庫県の山々が姿を見せていた。ゴルフ場との境界を六個山の頂上へ進む。かつては松尾山と呼ばれ、二等三角点(点名=松尾山)が設置されている。秦氏に関係する信仰の山で、平尾・西小路・牧落(まきおち)・半町(はんまち)・桜・瀬川の入会地(六個山=ろっかさん)だったという。
 昼食後に石澄(いしずみ)川の上流へいったん降り、流れを渡って尾根に登り返す。一帯はゴルフ場と墓地が広がる。五月山ドライブウェイを西へ向かい日の丸展望台に登る。上で山座同定をするため磁石を出したが、鉄塔の中では方位が安定せず役に立たない。近くの三角点(千代=ちよ=山)が五月山の最高地点である。
 墓地の端を南に降りて、杉ヶ谷(すがだに)から緑のセンターへ下山した。このコースもエノキなど大きな樹木があって、緑濃い落ち着いた道である。駅へ向かう途中に池田城跡があり、公園内の庭園や花菖蒲園に立ち寄る(2024.6.3)。
space
space
240603_21space240603_20
space
space
左=池田城跡  右=園内に咲くホタルブクロ
space
space
space
 →「探山訪谷」へ戻る→ホーム(トップ)へ戻る
space