日曜日のトレッキングで、リクエストに応えて地蔵山から愛宕山へ出かける。以前にも同様のコースで実施したものの、参加者の大半が変わっているため新鮮な気持ちで登れた。帰途の交通を考え、愛宕山からは裏参道の水尾へ下山し「保津峡」駅に出た。 越畑から芦見峠に登るとカマツカの花に囲まれ、植林帯を抜けるとヤマツツジが点在する。アセビの新芽も色づいて美しい。西向地蔵尊から地蔵山を経て愛宕山に向かう。今月も雨模様で眺望はよくない。それでも、亀岡盆地の西側や比良山系の山なみを見渡せるひとときがあった。スキーの普及に注力された中山再次郎氏の胸像跡(愛宕スキー場跡)で昼食の休憩をする。 愛宕山の三角点(点名=愛宕)に寄ってから山頂へ。愛宕神社の参拝を済ませ、表参道を黒門から水尾分かれに向かう。時間があるので、愛宕山上遊園地とケーブルの駅舎跡も周回した。当時は飛行塔があって人気を集めたらしい。 裏参道の急坂を慎重に降り、清和天王社にも寄って山行を終えた。現在は参道北側の尾根も歩かれるようで、途中にはベンチも設置してあるらしい。機会があれば利用してみよう。小雨・霧雨の1日だったが、静かな愛宕山を久しぶりで楽しむことができた(2024.5.19)。 |