探山訪谷[Tanzan Report] |
No.889【常念山脈の花(8月下旬)】 |
一ノ沢登山口〜常念乗越 |
左=キンミズヒキ 右=ツリフネソウ |
左=ヤマアジサイ 右=アキノキリンソウ |
左=ミヤマセンキュウ 右=ノコンギク(白花) |
オヤマボクチ |
左=ホソバトリカブト 右=ノリクラアザミ(ユキアザミ) |
左=ヒキオコシ(エンメイソウ) 右=ヨツバヒヨドリ |
左=ノウゴウイチゴ 右=ヤマハハコ |
左=ゴマナ 右=サラシナショウマ |
左=タケシマラン(実) 右=カニコウモリ |
左=オヤマリンドウ 右=イタドリ |
左=ソバナ 右=ミソガワソウ |
左=キオン 右=ミヤマシシウド |
左=センジュガンピ 右=ウメバチソウ |
左=クロツリバナ(実) 右=ハクサンオミナエシ(コキンレイカ) |
左=オオカメノキ(実) 右=キソアザミ |
横通岳〜大滝山 |
カラマツ |
左=トウヤクリンドウ 右=オヤマソバ |
左=クロマメノキ(実) 右=ミヤマコゴメグサ |
左=イワツメクサ 右=コマクサ |
左=イワギキョウ 右=シナノオトギリ |
左=シラネニンジン 右=ウラジロナナカマド |
左=ハクサンフウロ 右=ヤチトリカブト |
お花畑(蝶ヶ岳〜大滝山) |
左=サンカヨウ(実) 右=オオヒョウタンボク(実) |
左=ハリブキ(実) 右=ミヤマキンバイ |
左=チングルマ(果穂) 右=キヌガサソウ(実) |
左=ベニバナイチゴ(実) 右=ムカゴトラノオ |
左=ユキザサ(実) 右=コケモモ(実) |
大滝山〜明神 |
左=ギンリョウソウ 右=カメバヒキオコシ |
左=アズマヤマアザミ 右=キツリフネ |
左=ノコンギク 右=コウモリソウ |
常念岳一ノ沢登山口から明神までのコースで見かけた花のメモ。夏の花はほぼ終わり、どこも秋の色彩にすっかり変わっていた。 山腹から亜高山帯までの針葉樹林帯には、全体を通してカニコウモリが多く見られセリ科の植物もよく目立つ。長い行程では何度もやすらぎを与えてくれた。 高山帯の稜線では一般的にハイマツが群生するものの、横通(よことおし)岳と蝶ヶ岳では50センチほどの高さで地面を這うカラマツと出合った。さながら、「ハイカラマツ」とでも呼びたい珍しい光景だ。 ガスに覆われた稜線では、ライチョウの家族と3回出会う。親鳥の後を追う雛が鳴きながら足元をすり抜けてハイマツの下へ潜り込んだり、道端で離れて見守る親鳥にはこちらも足を止めるしかない。突然やってくる生き物との対面は嬉しい時間である。 また、稜線の湿った土に真新しい蹄の跡があった。カモシカだろうか(2023.8.26〜8.28)。 |
ライチョウ(上=横通岳/下=蝶ヶ岳) |
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