探山訪谷[Tanzan Report] |
No.884【赤石山脈南部の花(8月上旬)】 |
畑薙第一ダム〜茶臼小屋 |
左=ヤマアジサイ 右=フタリシズカ |
左=アカソ 右=ヨツバヒヨドリ |
左=マルバダケブキ 右=ミヤマバイケイソウ |
左=シナノオトギリ 右=ハクサンフウロ |
左=ヤマハハコ 右=キタザワブシ |
左=オオハナウド 右=イブキトラノオ |
上河内岳〜光岳小屋 |
コバノコゴメグサ |
左=イワツメクサ 右=チシマギキョウ |
左=ミヤマアキノキリンソウ 右=タカネヒゴタイ |
左=ゴゼンタチバナ 右=ミヤマホツツジ |
ミヤマツメクサ |
左=ミヤマセンキュウ 右=ノハラアザミ(?) |
セリバシオガマ |
光岳〜池口 |
コバノイチヤクソウ |
左=バイケイソウ 右=ミヤマヨメナ |
左=ヨツバシオガマ 右=ヤマブキショウマ |
ミネウスユキソウ |
左=ミヤマカラマツ 右=カワラナデシコ |
左=オカトラノオ 右=ノアザミ |
南アルプスの深南部にある池口岳のコースで出会った花のメモ。 ルートは畑薙第一ダムの堰堤から茶臼小屋で赤石山脈の主稜に達し、まず上河内(かみこうち)岳を往復。その後は茶臼岳から仁田岳を経て易老(いろう)岳に登り、いったん三吉平へ降る。信濃俣河内上流の支流(源流)を登り返し、イザルヶ岳に達して光(てかり)岳小屋のあるセンジヶ原へ。光岳からは、加加森山(加々森山)・池口岳まで縦走して、黒薙のある支尾根(池口岳西尾根)を池口へ下山した。 季節によるものか、多くの花の状態があまり芳しくなかった。また、北岳や仙丈ヶ岳など北部に比べて種類も少なく、コバイケイソウ・シナノオトギリ・ハクサンフウロだけが全体を通して目につく。梅雨明けの直後なら、もう少し違っていたのではないだろうか。それでも初めて目にする花もあって、十分楽しませてもらった。 この山域は深い森林が何よりの特徴だ。各所で見事な光景に包まれ、その環境とスケールを目に焼き付ける(2023.8.1〜8.3)。 |
針葉樹林の道(易老岳) |
ハイマツ帯につづく道(イザルヶ岳) |
広葉樹林の道(黒薙〜牛首) |
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