探山訪谷[Tanzan Report] |
No.877【薬師岳の眺望】 |
登路の1869.9m(三角点)から望む剱岳(遠景中央左)と前に横たわる立山連峰(大日岳〜鳶山) |
遠景左から水晶岳・ワリモ岳・祖父岳・三俣蓮華岳(背後の左に槍ヶ岳の穂先)・双六岳(薬師峠近くから) |
遠景左に槍ヶ岳〜穂高連峰。手前に三俣蓮華岳・双六岳。右手に黒部五郎岳(背後に抜戸岳と尖った笠ヶ岳) |
黒部五郎岳(中央左)・赤木岳(右手)・北ノ俣岳(右) |
笠ヶ岳(遠景中央)と黒部五郎岳(中景)。間の最遠景は木曾御嶽 |
赤牛岳(遠景左)・水晶岳(遠景中央右)。間の最遠景は野口五郎岳。右に離れて槍ヶ岳〜穂高連峰(前景は中央カール) |
金作谷カールの向こうに針ノ木岳〜蓮華岳の山稜が見える(深い谷筋は黒部川上ノ廊下) |
北薬師岳 |
薬師岳山荘の夜明け(南東方向=2023.7.18) |
赤木岳(左)・北ノ俣岳(左手)と遠景右手に白山の山なみ(2023.7.18) |
白山の山々(雲の上に浮かぶのは、左から別山。御前ヶ峰・大汝峰・四塚山など=2023.7.18) |
鍬崎山(中央左=2023.7.18) |
数十年ぶりに、有峰(ありみね)湖近くの折立(おりたて)から太郎兵衛平を経て薬師岳に登った。7月下旬は山小屋の予約が難しいため、梅雨明けのタイミングを狙って日程を決める。 登山口には大きなミズナラの木があり、そばに「三八豪雪」で遭難した愛知大学山岳部13人の慰霊碑(十三重之塔)が立っていた。樹林帯を抜けて三等三角点(青淵)のある広場までくると、立山連峰から薬師岳の山なみが姿を見せ視界が一気に広がる。緩やかな尾根を進むと太郎平小屋で稜線に出た。 今度は黒部川側の風景も視野に入る。薬師岳は行く手の東南稜が大きいので山頂が分かりにくい。向かって左端が最高峰である。薬師峠のキャンプ場から薬師平へ登ると、姿を現す山々が増えてきて同定に忙しい。時間があるので、薬師岳山荘から上部では頻繁に立ち止まって念入りに周囲を眺めた。 有峰からのルートは、かつて黒部川上流の沢へのアプローチとして使った登山道だが、記憶がほとんどないため新鮮な印象を受ける(2023.7.17)。 |
薬師岳(太郎兵衛平への尾根から) |
→「探山訪谷」へ戻る|→ホーム(トップ)へ戻る |