探山訪谷[Tanzan Report] |
No.842【真妻山の眺望】 |
遠景は白馬山脈(左手の白馬山から右へ東谷山・水ヶ宝形山・石堂山)。中景左は犬ヶ丈山 |
矢筈岳(中景中央左)・清冷山(中景中央右)。遠景右手に牛廻山と冷水山 |
矢筈岳(左手)と清冷山(右手)。遠景左は若藪山・城ヶ森の山稜 |
遠景中央から右に三日森山・野竹法師・大塔山・法師山・百間山など大塔山系の山々 |
蝙蝠岩(中景中央左)の左背後は冷水山。右背後に笠塔山と虎ヶ峰の山稜 |
最遠景左から大塔山・法師山・百間山・三ツ森山の山稜。遠景中央右手に槇山が横たわる |
最遠景左に重善嶽。右へ善司ノ森山・三舞山と高瀬山。遠景右は田辺湾 |
富田川・日置川流域の山々と中景右手は舞ヶ辻峠付近の風車群 |
南西方向(中景左手は赤松山)の眺めと右は観音堂の生垣(右手の海の彼方にうっすらと四国の山なみが横たわる) |
日高川下流の平野と御坊市街(中央に御坊火力発電所の煙がたなびく。最遠景右手は四国の山なみ) |
日高川河口と御坊市街(遠景中央右手は西山) |
観音堂の石垣と遠景左手は串が谷峰。中央は長者ヶ峰 |
串が谷峰(遠景中央)と稜線の風車群(長者ヶ峰=手前右) |
「日高富士」の異名をもつ真妻(まづま)山に天気のよい日を選んで登ってきた。時間が半日しかないので、できるだけ早い時間に登頂したかったが、正午を過ぎても幸い雲に閉ざされることはなかった。 草地の頂上は開け、樹木に覆われた一部を除いてすばらしい眺望が展開する。なかでも、紀伊半島の奥地と南紀の海辺や熊野古道が通る地域が見渡せて、山座同定の時間がどんどん過ぎる。風はあったものの、日射しが強いので長時間滞在しても寒さを感じることはない。 コースは和佐からアプローチをはかり、大滝川森林公園を出発してしばらく行くと、涼(すずみ)ノ滝が懸かる。折り返して徳本上人(とくほんしょうにん)初行洞窟に着いた。周辺は険しい地形がつづく。尾根に登るとヤマモモやウバメガシの木々が目立ち、最後の急登で山頂へ。下山は観音堂跡に向かい、「25mの滝」を右手に見て大滝川本流へ出た。御瀧神社の大滝(ご神体)まで往復し、ゆっくり公園まで戻る。 里の道には備長炭をつくる炭焼窯があったり、上人に関係する月照寺や梅林を見ながら早春の山里を楽しむことができた(2023.2.16)。 |
日高川に架かる野口新橋から真妻山を望む(手前の中央左は当田山。遠景左は城山) |
左=涼ノ滝 右=徳本上人初行洞窟 |
左=「25mの滝」 右=大滝 |
左=炭焼窯 右=咲き始めたウメの花 |
→「探山訪谷」へ戻る|→ホーム(トップ)へ戻る |