探山訪谷[Tanzan Report]
space
space
space
space
 No.840【鉢ヶ峯の展望】
space
230130_7
space
space
金剛山(左)から右に岩湧山へつづく山稜(前の尾根で隠れた鞍部が紀見峠)
space
space
space
230130_9
space
space
金剛山
space
space
space
230130_8
space
space
根古峰(左手)から岩湧山(中央)の稜線
space
space
space
230130_11
space
space
岩湧山(遠景中央)と中景左手に旗倉山(送電線の鉄塔が一徳防山の尾根に沿ってつづく)
space
space
space
230130_10
space
space
槇尾山(左)から三国山(右)の山稜
space
space
space
space
 泉北の丘陵にある鉢ヶ峯は法道寺(鉢峯山)の山号でもある。山頂は143m標高点(「タカ見台」)に比定される場合が多いものの、地域名として理解するのが一般的であろう。山頂の開けた空間からは、大和葛城山から岩湧山にかけての展望が得られ、樹木の間からはさらに左右の山々が姿を見せていた。このところの寒波で、金剛山などはけっこう雪が積もっており、すばらしい景観を呈している。
 時間に余裕があるので、天智天皇の勅願で開創された法道(ほうどう)寺(当初は閑谷院長福寺)の境内にまず赴き、多宝塔(国重文)をはじめ鎌倉時代の食堂(じきどう=国重文)と金堂に立ち寄った。その後は小西行長供養塔から『堺自然ふれあいの森』に向かい、雑木林を一周して第二豊田川を遡る。林内にはヤマモモが何本もあり、陽光のよくあたる尾根ではモチツツジが花をつけていた。
 帰途は、内河池から御池(みいけ)台の住宅地に入り、「栂緑道」で原山公園を経て「栂・美木多」駅まで歩く。街に隣接するエリアだが、ウォーキングを含めなかなか楽しめる半日だった(2023.1.30)。
space
space
230130_1space230130_2
space
space
左=法道寺中門(金剛力士像は鎌倉時代)  右=多宝塔(南北朝時代)
space
space
space
230130_3space230130_4
space
space
左=林内にあるヤマモモ  右=モチツツジ
space
space
space
230130_5space230130_6
space
space
左=『堺自然ふれあいの森』の林内  右=第二豊田川源頭の道
space
space
space
230130_12space230130_13
space
space
左=「栂緑道」の標識  右=歩道と自転車道が区分された「栂緑道」
space
space
space
 →「探山訪谷」へ戻る→ホーム(トップ)へ戻る
space