探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.837【千穂ヶ峯】
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熊野川と千穂ヶ峯(左手)
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左=浮島の森(新宮藺沢=いのさわ=浮島植物群落)  右=神倉神社
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左=源頼朝が寄進したといわれる石段  右=権現山の尾根
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拝殿とゴトビキ岩
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新宮市街と熊野灘
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屈曲する熊野川と西方を望む(左手の最高峰は烏帽子山)
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熊野川河口と三重県側(紀宝町鵜殿=うどの)方面(左手の三角形は大烏帽子山)
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中腹の樹林
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左=熊野速玉大社  右=新宮城跡(松ノ丸の石垣)
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 熊野川の河口にある新宮の権現山は、熊野速玉大社の背後に聳える峰だ。最高点は千穂ヶ峯(253.4m=三等三角点)で南側に神倉山(199m=標高点)が並ぶ。熊野信仰における重要な場所で、ゴトビキ岩のある神倉神社はことによく知られる。
 那智勝浦まで一日がかりなので、少し時間をとって新宮市内の見どころを訪ねようと早めに家を出た。ところが、事故と積雪の影響で出発早々に変更を余儀なくされ、現地への到着が午後2時近くになる。千穂ヶ峯に登ることを優先して神倉神社へ向かった。
 拝殿を往復したあと石段の途中から照葉樹林へ入り、尾根をアップダウンして頂上を踏む。コースの途中からは、この山が障壁となって熊野川を大きく迂回させるのが見える。冬の季節風から、新宮の街を守る地質と地形の特徴を目のあたりにした。ピーク近くには展望台が設けられている。北側の三本杉登山口に下山し熊野速玉大社へ向かう。
 時間の制約から、浮島の森は中へ入ることができず、新宮城跡も丹鶴(たんかく)公園へ入るだけに終わった(2023.1.26)。
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