探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.830【田原山(鋸山)】
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山香から田原山(鋸山)を望む(遠景中央右)
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熊野神社参道の乱積石段
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熊野磨崖仏(左=不動明王像。右=大日如来像。脇侍横の龕に神像が彫られている)
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無名岩(中央)付近の尾根(遠景左は雲ヶ岳・御許山の山稜)
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股覗き岩の眺望(宇佐市安心院=あじむ=方面。最遠景中央左は鹿嵐=かならせ=山)
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華岳(左)と西叡山(中央=さいえいざん)。遠景右は周防灘
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左=ホールド・スタンスが穿たれたルート  右=八方岳
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八方岳からの北望(遠景中央の雲の中に両子=ふたご=山がある)
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遠景左は猪群(いのむれ)山。雲の中を右へ尻付山・ハジカミ山と屋山
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八方岳からの南望(前景左のピークは大観峰。遠景右は鹿鳴越連山)
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別府湾(手前は日出町)
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左=大観峰から見る八方岳  右=鎖場
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ルートを振り返る(遠景左手は雲ヶ岳・御許山の山稜。中景右は華岳)
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雫石付近の谷筋から岩壁を見上げる
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 日本で最大級の磨崖仏として有名な熊野磨崖仏(国指定重文・史跡)。ぜひ立ち寄ろうと調べていたら、背後の田原(たわら)山がおもしろそうだと気づいた。岩稜の連なる地形から、一般的に鋸山として知られている。そこで、中山香(なかやまが)駅からアプローチをはかって、磨崖仏の入口にある胎蔵寺に向かい、熊野神社から鋸山の八方岳と大観峰に登って鋸山トンネル西口へ下山しようと考えた。
 先日の雪があちこちに残る尾根筋を、滑らないよう慎重に進む。フェースにアンカー(ホールド・スタンス)があったり、鎖が設置されたりしているが、濡れているため十分に見極める必要がある。無名岩を過ぎると周囲の展望も得られるようになり、一気に気持ちが晴れる。遠く宇佐・中津方面まで望め、ときおり風が吹くものの初めての穏やかな日になった。ただ、残念なのは雲がけっこう低い標高まで覆っていることだ。そのため、両子山など国東半島北部の山々は姿を隠していた。
 4時間弱で駅に戻れたので、時間があれば訪れたかった日出町(ひじまち)に向かう。まず日出城跡で別府湾を眺め、高崎山や鶴見岳を写真に収めた。そのあと鏝絵のある家屋を探したり、大蘇鉄のある松屋寺などを散策する(2022.12.25)。
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遠景左から本宮山・霊山・障子山などと中央に高崎山
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鶴見岳(遠景左手)から右に鞍ヶ戸・内山・伽藍岳など(内山の左奥は由布岳東峰?)
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左=日出城跡  右=「日本一の大蘇鉄」(松屋寺)
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