探山訪谷[Tanzan Report] |
No.824【猪子山から繖山へ】 |
左=岩船 右=上山天満天神社 |
中央は伊庭内湖(遠景は比良山系。左から堂満岳・武奈ヶ岳・釈迦岳・ツルベヶ岳など。右手は蛇谷ヶ峰と手前に岳山の山稜) |
左=猪子山山頂 右=北向岩屋十一面観音 |
荒神山(手前を横断する緑は愛知川。前景は能登川市街) |
左=雨宮龍神社 右=地獄越 |
中景左は西ノ湖。右へ大中の湖干拓地が広がる(背後は奥島山の山稜と遠景に比良山系が横たわる) |
湖西・野坂山地の山々(遠景左手は二ノ谷山。鞍部を挟んで右に武奈ヶ嶽・三重嶽と大谷山〜赤坂山の山稜) |
東近江市の平野を前に鈴鹿の山々が連なる(遠景左手は雨乞岳。右手は綿向山・水無山) |
左=繖山山頂(二等三角点) 右=西国三十三所の巡礼道を降る(第二十六番 法華山一乗寺) |
三上山(「近江富士」=中央)。遠景左手は大峰山。三上山の右遠景は岩間山 |
安土山(中景中央。最高地点が天守)と西ノ湖(背後の左手) |
伊庭山〜雨宮龍神社が建つ瓜生山の尾根を望む(北腰越へ下る尾根から) |
湖南の山々(遠景左は飯道山。右手の最高峰は阿星山。手前に十二坊の山稜が重なる) |
左=北腰越近くの石仏 右=「安土」駅に向かう道から繖山を振り返る |
担当している山登りとトレッキング講座で、初期の頃に出かけた山やフィールドをこのところ再訪している。今回は、近江八幡と能登川にまたがる猪子山から繖(きぬがさ)山を久しぶりでたどってみた。『滋賀県の山』(山と溪谷社)の旧版に掲載のコースで、能登川の町から北向岩屋十一面観音で尾根に達し、最高峰の伊庭山と雨宮龍神社(瓜生山)を経て地獄越にいったん降りる。その後は繖山山頂から朝鮮人街道が通る北腰越へ下山し、「安土」駅までを予定する。 上山天満天神社に参拝してから背後へ回ると、さっそく琵琶湖側の展望が開けて心地よい。ところどころで周囲を望むことができ、しかも方向が変わっていくため変化に富む。残念ながら、鈴鹿主稜の高峰群は雲に閉ざされていたものの、なじみの山々と対面できて話しが弾む。 時間の関係から最高地点と観音寺城跡および安土山は割愛したものの、紅葉を含め地域のよさを再確認する一日になった。山火事があった繖山北面は、すっかり自然の林に戻っていた(2022.12.5)。 |
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