探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.800【秋と夏が混在する比叡山】
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ツルニンジン
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クサアジサイ
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ブナ
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左=ヤマジノホトトギス  右=ツリフネソウ
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左=ヒヨドリバナ  右=ジギタリス
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 今年は残暑が厳しく、なかなか秋を感じることのできない日々がつづく。季節の移ろいを感じたくて、横川から峰道を通って大比叡まで歩いてみた。
 覚道坂から中尾坂を登ると、さっそくヤマビルがズボンに付く。今や山中はどこもはびこっている印象だ。山上のブナの木は青々とした葉を茂らせていたが、林床ではツルニンジンやヤマジノホトトギスが咲き始めている。クサアジサイの花は終わりに近づいていた。西塔では、ミカエリソウの葉の陰にツリフネソウがみられる。四明ヶ岳の北斜面を登ると、ジギタリスの花がまだ咲いていた。かと思えば、近くのゲンノショウコ(白花)は色が褪せて散ろうとしている。
 下山は東塔本坂を使って、行動時間は大体5時間半ほど。距離は16.5キロだが、ことのほか汗をかく一日になった。秋らしさは、どうももう少し先のようである(2022.9.11)。
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