探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.799【斑尾山】
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「黒姫」駅近くから望む斑尾山
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左=エゾアジサイ  右=イヌトウバナ
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野尻湖の向こうに飯縄山(左手)・霊仙寺山と右手に黒姫山。間は戸隠山。遠景右は地蔵山の稜線(「野尻湖テラス」から)
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山頂が雲に隠れる妙高山(東面)と黒姫高原(「野尻湖テラス」から)
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容雅山(遠景中央左)から右へ不動山・大毛無山・粟立山・重倉山(右の樹木に隠れて袴岳)
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標高が上がると飯縄山・霊仙寺山・瑪瑙山・高デッキ山が姿を現す。一夜山と戸隠連峰も見え始めた
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中景左手は高社山(高井富士)。後ろの中央右に五輪山(遠景左手は岩菅山の稜線)
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遠景中央右は鳥甲山。左の稜線に台倉山・遠見山(手前に木島平の地蔵山が重なる)
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斑尾高原を前に遠景左は信越国境の山なみ(手前右手は野沢温泉方面。右のピークは毛無山)
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前景左手に袴岳の稜線。中景中央右は黒倉山・鍋倉山(遠景左手は米山。遠景右手は菱ヶ岳の山なみ)
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左=ソバナ  右=オトギリソウ
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左=オニルリソウ  右=ヤマホタルブクロ
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左=斑尾山頂上  右=「信越トレイル」の標識
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左=ヒヨドリバナ  右=オオマツヨイグサ
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 飯山の丘陵や周辺の峠越えをしたことはあるが、主峰の斑尾(まだらお)山に行く機会はこれまでなかった。1960年代から始まったリゾート開発でスキー場やゴルフ場が造られ、関心がそがれたのも大きな理由である。
 その後は長野・新潟県境の関田(せきだ)山脈に『信越トレイル』が開かれ、国内における長距離トレイルの先鞭となった。関連するコースも整備されているので、3時間ほどで周回できるコースを利用する。
 「野尻湖テラス」までリフトが利用できるため人の姿も多かったが、上部のブナ林は静かな道になった。美しい広葉樹林を通って気持ちよく登頂する。展望台になっている大明神岳からは、足下の野尻湖が大きい。
 スキー場の上部まで戻り、万坂(まんざか)峠を経由して下山する。スキーコースの分岐には必ず標識が設置され、圧雪車を使ってトレイルを維持するなど、さすがリゾートを唱えるだけのことがなされていた。

 アプローチに利用した「黒姫」駅前には大きな旅館(登録有形文化財)や書店があって、この地の往来と文化の歴史が感じられ好ましい(2022.8.23)。
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「黒姫」駅前の旅館〔ふじのや=明治43(1910)年創業〕
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