探山訪谷[Tanzan Report]
space
space
space
space
 No.795【キレンゲショウマの自生地(剣山)】
space
220806_20
space
space
キレンゲショウマ
space
space
space
220806_21
space
space
群生するキレンゲショウマ
space
space
space
保護エリアおよびコースで見た花たち
space
space
220806_26space220806_27
space
space
左=タカネオトギリ  右=ヤマトウバナ
space
space
220806_23
space
space
ギンバイソウ
space
space
space
220806_31space220806_30
space
space
左=キツリフネ  右=カニコウモリ
space
space
220806_24
space
space
カニコウモリの群生地
space
space
space
220806_47
space
space
ツルギハナウド
space
space
space
220806_28space220806_29
space
space
左=トゲアザミ  右=テンニンソウ
space
space
220806_32space220806_33
space
space
左=ハナウド  右=アキチョウジ
space
space
220806_34space220806_35
space
space
左=ヒメフウロ  右=ミゾホオズキ
space
space
220806_36space220806_37
space
space
左=ソバナ  右=ミヤマシシウド
space
space
220806_38space220806_39
space
space
左=ノリウツギ  右=オタカラコウ
space
space
220806_40space220806_41
space
space
左=クガイソウ  右=コモノギク
space
space
220806_42space220806_43
space
space
左=ニガナ  右=ヤマシャクヤク(実)
space
space
220806_44space220806_45
space
space
左=ベニイタドリ(?)  右=ミヤマホツツジ
space
space
220806_46space220806_22
space
space
左=ホタルブクロ  右=まとまって咲くシコクフウロ
space
space
220806_25
space
space
シコクフウロ
space
space
space
space
 植栽されたキレンゲショウマを見て、自然のものとぜひ対面したいと思っていた。調べてみると、紀伊山地から四国・九州のブナ林(石灰岩質)に自生するものの、分布域は限定されるらしい。ならば、保護区域でも出会えればと考え直し剣山を目的地にする。
 刀掛ノ松から古劒神社への道を進むと、すぐに群生地が現れた。大半は蕾だが、日当たりのよい場所は咲き始めている。みんなで、どれが美しいかを評価しながら行場へ向かう。この花を目的に訪れる人は多く、細い道でのすれ違いはなかなか困難だ。付近では、カニコウモリがあたり一面に白い花を咲かせていたり、テンニンソウやギンバイソウ・ツルギハナウドなどが確認できる。小さなヒメフウロとも出会うことができた。
 今回の周回コースで特筆すべき植物は、やはりシコクフウロであろう。全山でお目にかかることができる。また、クガイソウ(「ナンゴククガイソウ」)も美しい穂を伸ばしている。ノアザミの変種とされるトゲアザミは鋭いトゲが特徴だ。
 一ノ森から二ノ森にかけて、ゴヨウマツやシコクシラベが点在する。なかでも、南西面は「槍戸林木遺伝資源保護林」として針葉樹林が広がっていた(2022.8.6〜8.7)。
space
space
220806_50
space
space
シコクシラベ
space
space
space
220806_51220806_52
space
space
二ノ森近くにあるシコクシラベの純林(左)と白骨樹(右)
space
space
 →「探山訪谷」へ戻る→ホーム(トップ)へ戻る
space