探山訪谷[Tanzan Report] |
No.792【白馬三山の眺望】 |
白馬大池と雪倉岳の稜線(7.31) |
小蓮華山から仰ぎ見る白馬岳(左) |
佐渡ヶ島(最遠景左手)とシルエットは左から明星山・鉾ヶ岳・鋸岳・雨飾山・焼山・火打山・妙高山・地蔵岳(8.1=白馬岳から) |
中景のシルエットは左から焼山・火打山・妙高山・地蔵岳(最遠景左は飯豊連峰。右手に越後駒ヶ岳・中ノ岳。右は三ツ岩岳・平ヶ岳) |
四阿山(遠景中央右手)と右に浅間山が大きい(最遠景左に岩菅山と横手山が目立つ。中景左は飯縄山。手前の三角形は一夜山) |
最遠景左は奥秩父の山々(国師ヶ岳・金峰山など)。右に蓼科山と八ヶ岳(背後に富士山が見える。右手前の台地は霧ヶ峰・美ヶ原) |
杓子岳(中央)・白馬鑓ヶ岳(右手)。遠景左手は八ヶ岳と右に南アルプスが並ぶ |
立山(遠景左)・剱岳(遠景左手)から毛勝三山(右=猫又山・釜谷山・毛勝山)の主稜 |
白山の山々(左手から別山・御前ヶ峰・大汝峰など)。手前の右は笈ヶ岳 |
遠景左から針ノ木岳・奥穂高岳・槍ヶ岳・鷲羽岳・水晶岳・黒部五郎岳と立山(大汝峰)・剱岳・大日岳(最遠景右は白山) |
黒部川の渓谷を前に左から赤沢岳・野口五郎岳・鷲羽岳・水晶岳・黒部五郎岳・立山(大汝峰)。中景右手は黒部別山 |
旭岳 |
前朝日・朝日岳(中央右)。遠景左は能登半島 |
浅間山(右に黒斑山・東籠ノ登山が重なる)。最遠景左は霧積の山々(左から鼻曲山・留夫山) |
右は白馬鑓ヶ岳(遠景は鹿島槍ヶ岳北峰・五竜岳・鹿島槍ヶ岳南峰と右奥に前穂高岳。最遠景は中央アルプス) |
杓子岳から望む八ヶ岳連峰(左手)と右に南アルプス(左から鳳凰三山・甲斐駒ヶ岳・北岳・間ノ岳・仙丈ヶ岳・塩見岳などの高峰群) |
毛勝三山(左)から駒ヶ岳・僧ヶ岳の稜線(最遠景中央は医王山。右に能登半島が延びる) |
放水する黒四ダムが見える(中景左は針ノ木岳・スバリ岳・赤沢岳。遠景中央は水晶岳・赤牛岳。右に黒部五郎岳) |
天狗平から振り返る白馬鑓ヶ岳 |
白馬鑓温泉から望む乙妻山・高妻山(中央左手)と戸隠連峰(中央右手)。背後の遠景右手に飯縄山が覗く |
遠景は頂上だけ見える雨飾山と右へ焼山・火打山(8.2=白馬鑓温泉で) |
白馬鑓温泉が3年ぶりに営業されるので、白馬三山(白馬岳・杓子岳・白馬鑓ヶ岳)の山行を実施する。夏の花々と北アルプスを中心にした眺望がなによりの魅力で、久しぶりの白馬連峰を楽しみにしていた。 栂池高原を出発し、白馬乗鞍岳と小蓮華山を経て白馬岳へ登って一泊。翌日は杓子岳・白馬鑓ヶ岳に登頂して温泉で宿泊し、次の日に猿倉へ下山するコースを歩く。入山日は午後に夕立があったものの、以降は行動中に降られることがなかった。ただ、気温差が大きく大気も不安定なため、雪渓のある東面から頻繁にガスが昇ってきて覆われる。だが、大きく崩れるほどの状況にはならず、降雨は決まって夜になってからだった。 尾根筋や山頂では360度の大パノラマが展開し、各所で眺望を楽しむ。白馬岳では日の出を拝むため早朝に頂上へ向かう。徐々に明るくなって周囲の山々が姿を現した。最遠景は飯豊や会津・奥只見のほか、南アルプス南部と中央アルプスの山々が確認できる。近くの黒部川を挟んだ剱岳が、鋭い山容で登高意欲を刺激する。 みなさんも十分満足されたはずだが、私も企画者冥利に尽きる時間を過ごした(2022.7.31〜8.2)。 |
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