探山訪谷[Tanzan Report] |
No.781【信貴山】 |
左=神奈備神社 右=龍田大社 |
左=枕木が残る信貴山ケーブル跡の道 右=朝護孫子寺参道 |
信貴山と朝護孫子寺本堂 |
張り子の虎 |
本堂から望む奈良盆地 |
遠景中央左から真平山・貝ヶ平山と右手に鳥見山(手前右手のピークは龍王山。前景右手の山裾に三室山) |
左=ホタルブクロ 右=シモツケソウ |
左=奥之院への道(五丁石) 右=信貴山奥之院(米尾山 多聞院) |
左=奥之院門前に立つ安政2(1855)年の道標(十三峠 古しき塚/生駒山「瓢箪」山 大坂) 右=汗かき毘沙門天王像 |
境内の神木(福壽大神) |
信貴畑の十一面観音像(辻の地蔵/樽地蔵) |
左=石床神社 右=願掛けの土の団子と米の団子(消渇神社) |
信貴(しぎ)山へ久しぶりで出かけた。以前とは異なるエリアを歩こうと、三郷(さんごう)町から朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)に向かい、最高地点の空鉢護法堂とよく知られた松永久秀の城跡(信貴山城)を経て信貴山奥之院までたどる。最後は平群(へぐり)町の神社などを訪ねながら竜田川へ降った。 梅雨空の一日だったので、どこも静けさに包まれゆっくり巡ることができる。なかでも、信貴山奥之院から信貴畑にかけて見どころが多く、あちこち寄り道しながらハイキングを楽しんだ。 奥之院の門前にある石像道標は、地名が瓢箪型に彫られていておもしろい(瓢箪山を示す)。本尊の汗かき毘沙門天王も武神らしく凛々しい。また、集落内の十一面観音像は、樽に乗る高さが1.4mほどもあって江戸時代後期の作。石床(いわどこ)神社の境内はよい雰囲気で、上部にある消渇(しょうかち)神社には土の団子が供えられていた。歴史散策に相応しいエリアである(2022.6.14)。 |
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