探山訪谷[Tanzan Report] |
No.780【6月の二上山】 |
左=階段のつづく「ダイトレ」のコース 右=中腹でササユリと出合う |
遠景は鷲峰山(左)と右手に三ヶ岳(手前に灯明寺山と奈良の平野部が広がる) |
ササユリ |
左=ガクアジサイ 右=オカトラノオ |
奈良盆地南部を前に、左から音羽三山と台高山脈(最遠景中央左は白屋岳・白鬚岳)。吉野・大峰の山々が並ぶ(雌岳頂上から) |
畝傍山を前に御破裂山と経ヶ塚山(遠景左)・熊ヶ岳から龍門岳の山稜が横たわる(最遠景は台高山脈の国見山・薊岳) |
遠景中央左は四寸岩山。大天井ヶ岳と山上ヶ岳(遠景右手)が重なり、遠景右に稲村ヶ岳 |
遠景左手は弥山・八経ヶ岳。遠景中央に仏生嶽と右手に釈迦ヶ岳(中景右手は栃原岳。背後の右に櫃ヶ岳) |
手前から岩橋山・大和葛城山・金剛山 |
左=雄岳頂上 右=大津皇子の墓 |
二上山を振り返る(「二上神社口」駅近くから) |
トレッキングや登山講座を引き受けて10年以上が経過した。受講者の顔ぶれも変化しているので、このところ初期に出かけた山やフィールドを加えて実施している。コースと季節をできるだけ変えることで、新鮮さが感じられたらという意図である。 久しぶりに登った二上山は、まさに新たな発見の連続だった。「ダイトレ」の北側の起点を出発し、雌岳・雄岳に登ってから二上神社へ降ったのだが、道中のあちこちでササユリが咲いていた。なかでも、「万葉の森」上部は保護されているのか多くの花を見ることができた。月曜日なのに花目当ての人で賑わっており、情報が拡散しているらしい。 雌岳頂上の景色もすばらしかった。吉野に始まる大峰山脈の主稜がはっきりとして、スカイラインの凹凸がよくわかる。以前から何度も来ているのに、これほどの眺望は初めてである。ただ、遠方はクリアーではなかったので、秋か冬の晴天を見定めてまた来ようと思う(2022.6.13)。 |
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