探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.760【大和葛城山】
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左=弘川寺本坊  右=西行法師の墓(近くに、西行墳を見出した似雲法師の墓もある)
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弘川寺付近のサクラ
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登路から富田林方面を見下ろす(遠景は六甲の山なみ)
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左=四ツ辻  右=「ダイトレ」と合流
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山頂から大和三山と貝ヶ平山(遠景左手)・音羽三山(遠景右手)の山なみ
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岩湧山(遠景中央)と和泉葛城山(遠景右手)
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鮮やかなヒュウガミズキ(?)
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左=大和布施城跡(主郭)  右=下部の斜面(切岸)
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二塚古墳近くから奈良盆地を望む(遠景左は矢田丘陵。右は大和高原の山なみ)
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 これまで何度も登っている大和葛城山。入門者向けの講座で、利用したことがないコースを計画する。西行法師の墓がある弘川(ひろかわ)寺から城址近くで尾根に達し、四ツ辻・五ツ辻を経て山頂北側でダイヤモンドトレールに合流。下山は大和布施城跡が展開する尾根を利用した。最後に二塚古墳と屋敷山古墳に寄って葛城市の景観も楽しもうという欲張ったものである。
 山里ではサクラが咲き誇り、道中では黄色のヒュウガミズキが輝いていた。距離と高さがあるので断定できないが、春らしい色彩が気持ちを高めてくれる。山上からの眺望は芳しくなかったものの、昼食をとりながら久方ぶりの景色を堪能した。
 持尾辻から大和布施城跡を経て尾根を降ると、説明板が設置されている。それによると土塁や虎口を用いない古いタイプの中世山城だという。筒井順慶方の布施氏の居城。急斜面や竪堀で構成される城は、なかなか大きな規模だったようだ。今まで知らなかった要素にふれる一日は、16キロメートル以上を歩く行程になった(2022.3.29)。
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