探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.731【涌蓋山の眺望】
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疥癬湯からの登路より望む一目山(中景右手)と煙が上がる八丁原地熱発電所(背後は合頭山から猟師山の稜線)
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涌蓋山(左は女岳)
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阿蘇方面(中央から右へ根子岳・高岳・烏帽子岳・往生岳と俵山)。前を一目山からミソコブシ山のなだらかな尾根が横切る
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涌蓋山(女岳から)
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遠景中央は由布岳と右に鶴見岳(手前右手に崩平山・城ヶ岳などが並ぶ)
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九重の山々(左から平治岳・大船山・三俣山・中岳・稲星山・星生山・久住山など。手前を黒岩山の支稜が横たわる)
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南南西から南西方向。左手の台地上にある最高峰は鞍岳。最遠景右は雲仙岳(平成新山)
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ミソコブシ山から望む九重の山々(煙は八丁原地熱発電所)
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一目山から望む合頭山(左)と猟師山(雪のスロープは九重森林公園スキー場)。背後は星生山・久住山・扇ヶ鼻の山稜
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 九重の山なみから北西に離れて目立つピークが涌蓋(わいた)山だ。以前から気になっていたので、時間ができた機会をとらえて出かける。交通と時間の制約が大きいので、大分県側の筋湯(すじゆ)温泉を起点に疥癬湯(ひぜんゆ)から取り付いて山頂へ。その後はミソコブシ山・一目山を経て八丁原から筋湯温泉へ周回した。
 標高1,000mを超えると、草地や笹原が広がって見晴らしがよくなる。さっそく、霧氷で白くなった涌蓋山と手前の女岳が姿を現した。振り返れば九重の火山群が凹凸を繰り返し、裾野は高原がどこまでもつづいている。南方は阿蘇の外輪山から中央の高峰群が雄大だ。登るにつれて東西二つのピークが目立つ由布岳が視界に入り、反対側には雲仙岳(平成新山)も認められた。しばし大パノラマに見とれる。
 晴天で霜柱が溶け出し、火山性の土壌がぬかるみ始めた。足元に注意しつつ尾根を南下する。なだらかな尾根は草地が多く、どこでも眺望が楽しめる。円錐形の綺麗な一目山は「いちもくさん」と呼ばれるが、以前は「ひとめやま」とか「ひとめづか」と称したピークである。岩に腰掛けて最後の景色を楽しんだ。蒸気を吹き上げる八丁原から、九大山の家と小松地獄に立ち寄って温泉へ戻る(2021.12.14)。
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筋湯温泉から見た涌蓋山(右)
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小松地獄(背後の山は合頭山)
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各所で蒸気や温泉が湧き出る小松地獄
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