探山訪谷[Tanzan Report] |
No.727【粟鹿山の展望】 |
福知山方面(遠景左は三岳山。右手前に龍ヶ城。中景中央は烏帽子山と背後の左に姫髪山。遠景右手は親不知の山稜) |
氷上方面(最遠景中央に三嶽と右手は北摂の山々。中景左手は大箕山。右手は岩屋山。間の遠景は五台山・五大山の山稜) |
千ヶ峰(遠景左)・飯森山(遠景中央)と笠形山(遠景右) |
白岩山(遠景右手) |
フトウヶ峰(左)と段ヶ峰・千町ヶ峰(中央)。前景中央は青倉山 |
最遠景左に後山。左手の竹呂山から中央に三室山(右手に沖ノ山)。遠景右は藤無山 |
朝来山(中景左)と和田山・八鹿・江原方面 |
前景中央は朝来山(遠景中央左は東山) |
竹田城 |
氷ノ山(最遠景中央)・赤倉山(最遠景右手)と御祓山(中景右手) |
鉢伏山(最遠景左)・扇ノ山(最遠景中央)。但馬妙見山(遠景右手)の前に大倉部山(中景右手)。前景左は金梨山 |
最遠景中央は三川山(手前は神鍋高原)。遠景左は蘇武岳 |
和田山から梁瀬にかけて(遠景左手は出石。中央の西床尾山から右に東床尾山・鉄鈷山・富岡山・居母山。最遠景右は東里ヶ岳と郷路岳) |
左から西床尾山・東床尾山 |
夜久野方面(右手の目立つ三角形は三岳山) |
中景中央は居母山(遠景右手に磯砂山・郷路岳) |
遠景左から赤石ヶ岳・三岳山・龍ヶ城(間の最遠景は左から鳩ヶ峰・大江山と天ヶ峰・由良ヶ岳) |
気になっていた但馬・丹波国境の粟鹿(あわが)山へ、天気のよい日に行ってみた。古くは「ワゥシャク(オーシャク
)山」と呼んだらしく、江戸時代の『丹波國圖』や明治時代の『日本山嶽志』に記載されている〔『兵庫丹波の山(上)』慶佐次盛一著〕。両側からの別称も多く、人々にとって重要な位置を占めていたことがよくわかる。 山頂にはいくつも電波塔が建ち、道路で山頂まで達することもできるため、山登りの魅力には欠ける。だが周囲の展望がすばらしく、登るだけのことはある。そのため、状況を見極め実施した。朝方は気温が下がってこの秋一番の深い霧に包まれたが、山頂に着く頃には完全に晴れ渡っていた。昼食をとりながら、氷ノ山のたおやかな山容をはじめ丹波・播磨のパノラマを満喫する。 時間の関係で但馬側から往復したが、帰路は梁瀬の駅まで山麓を歩いた。立派な神社のほか、粟鹿川沿いの長閑な風景を味わうことができた(2021.11.19)。 |
粟鹿山(山麓の粟鹿付近から) |
當勝(まさかつ)神社 |
粟鹿神社 |
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