探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.723【獅子窟寺の岩めぐり】
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左=参道入口の標石  右=参道(三丁石)
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左=子安地蔵尊  右=仁王門跡
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左=弘法大師の水  右=王の墓
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左=薬師堂  右=天福岩(大黒石)
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観音岩
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辨天岩
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獅子岩(陽石)
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境内から西側を望む(遠景は六甲の山々)
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左=観音岩の下にある真言碑(宇宙=地・水・火・風・空)  右=龍岩窟の石仏
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八丈岩
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弥勒岩(?)
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鏡岩下部にある石仏
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龍岩窟から上部を見上げる
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 初心者向の山登り講座で、私市(大阪府交野市)の獅子窟寺(ししくつじ)周辺を計画した。住宅地のすぐ近くだが、交野(こうの)山や星田山と同様に巨石が点在する山域で大いに楽しめる。既に歩いたエリアを外し、「くろんど園地」とつないで周回する行程にした。
 「河内森」駅から天田(あまだ)神社の前を通って急な参道を登る。仁王門跡から北へ少し降ると弘法大師の水が湧き、その先に亀山上皇と皇后の供養塔(王の墓)が並ぶ。付近は僧侶の無縫塔が連なっていた。木造薬師如来坐像(国宝)がある境内に入ると、あちこちに岩場が目立つ。
 観音岩・獅子岩から八丈岩に向かい、ステップの刻まれた岩の上へ全員が立った。龍岩窟(りゅうがんくつ)は足場が悪いので省き、ほどなく園地の「こだちの道」に合流する。展望台では奈良方面の山々が近い。
 そのあと、送電線の鉄塔が建つ最高地点(318.7m)から八ツ橋に降りた。三等三角点のピークには「普見山」の標識(私設)が付けられていたが、これは獅子窟寺の山号であり山名としては疑問が残る。園地の地図にも「最高地点」としか表示しておらず、点名は「三本松2」である。
 黒添(くろんど)池に立ち寄り、月輪滝から「私市」駅に出て解散した。時間があるので、気になる龍岩窟を確認するため再び獅子窟寺めざして参道を登る。土生(どうじょう)川源流の尾根と谷は複雑で、小粒ながら行場一帯はなかなかおもしろい。他に袈裟掛岩・牛臥岩・虎噛岩などの名前も見られるので、あらためて探索するつもりだ(2021.11.8)。
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中央は若草山・春日山・高円山。右は城山・国見山(遠景左手は芳山の山稜)
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遠景は額井岳(左端)と貝ヶ平山(左)・鳥見山(中央)。平野部は天理・桜井方面
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遠景左は金剛山と手前に大和葛城山。中景右手は生駒山
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