探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.713【男体山の眺望】
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中禅寺湖と半月山(中景中央)・備前楯山(背後の右手二番目)。遠景は栃木・群馬県境(足尾)の山々
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社山(中景中央)・黒檜岳(右)と皇海山(遠景右)。左へ庚申山(前)と袈裟丸山(後)。最遠景右手は赤城山(黒檜山)
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中景は三俣山(左)・宿堂坊山(中央)・錫ヶ岳(右)。皇海山(遠景左手)の右奥に浅間山の山稜が淡く見える
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戦場ヶ原を前に錫ヶ岳(左)と日光白根山(最高峰)。右へ前白根山・外山・五色山が連なる(遠景左手は武尊山)
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中景左から五色山・金精山・温泉ヶ岳・根名草山の県境稜線。遠景左は至仏山(右へ下津川山・大白沢山・平ヶ岳が並ぶ)
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中景左から根名草山・於呂倶羅山・山王帽子山・太郎山(遠景左から燧ヶ岳・黒岩山・孫兵衛山・台倉高山など。最遠景中央は会津駒ヶ岳)
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太郎山(左)と小真名子山・大真名子山(右)。遠景左から会津駒ヶ岳・田代山・大博多山など。右は七ヶ岳の山稜
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小太郎山(中央左)と太郎山(最高峰)
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小真名子山(左)と大真名子山(右)。右手は雲に覆われる女峰山
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 日光の山域で未踏だった男体山へ、紅葉の時期に登りたいと思っていた。最盛期は身動きが取れないと考え、少し早めの日程で計画する。それでも、各所で色づいた光景を目にすることができた。
 コースは、中禅寺湖畔の宿から二荒山神社中宮祠まで歩き、登拝口から往復する。はじめは志津乗越(峠)を経て周回するつもりでいたが、車の段取りができなかった。登山者は相手にされないので諦めるしかない。日本を代表する観光地の実情である。下山後に華厳滝へ寄った。
 受け付けを済ませて登り始めると、周囲の樹林がすばらしい。登路の上部は傾斜も急になるが、徐々に周囲が見渡せるようになって楽しみだ。八合目ではヒカリゴケを見ることもできた。
 朝は晴天だったものの、山頂に着く昼には東から雲が足早にやってきて、東面が閉ざされる。ともかく、見えている範囲だけでもと思って写真と脳裏に焼き付けた。ちょうど、足尾山塊から南会津の山域にあたる。「日光」(1:200,000)の地勢図にある山々は、若い頃からなじみのものが多い。その山容を何十年ぶりかで眺めることができ、回想に浸る時間を持つことができた(2021.10.8)。
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中禅寺湖畔から仰ぎ見る男体山
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左=登拝口  右=二荒山神社中宮祠境内の樹林
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