探山訪谷[Tanzan Report] |
No.704【白倉覗の展望】 |
遠景左から高見山・伊勢辻山・国見山・薊岳・木ノ実ヤ塚(中景の左手はコウベェ矢塚。手前を東ノ川越の尾根が横切る) |
ピラミダルな高見山 |
国見岳(遠景左)と薊岳(遠景右) |
白屋岳 |
台高山脈中部の山々(中景左は白鬚岳。遠景右に日出ヶ岳と手前に三津河落山) |
大峰の山なみ(中央右手は四寸岩山。左へ音無川右岸の尾根が横切る) |
白倉山から青根ヶ峰の尾根(中央の鉄塔が喜佐谷山。尾根の右後ろに高城山が覗く) |
遠景左は岩湧山。右に金剛山が横たわる |
遠景左から金剛山と葛城山(前景の鉄塔は五社峠。左へ佛ヶ峰につづく尾根) |
西河から見上げる白倉覗 |
吉野の白倉山・佛ヶ峰・大谷山へ、涼しさを求めて出かけた。天候不順で何度も中止したうえ、コロナ禍で参加者の活動も低調なため、比較的軽めの時間と距離に設定する。なによりの見どころは下山後の蜻蛉(せいれい)ノ滝だったが、白倉覗(しらくらののぞき)の展望も思いのほかすばらしかった。久しぶりに台高の山々と対面し、吉野川上流の風景を存分に楽しむ。 五社峠には式内社の川上鹿塩神社が建ち、王峠の先にある地蔵道標には吉野と上市を示す文字が彫られている。林業の盛んなこの辺りは、人々の暮らしと歴史をテーマに歩くのもおもしろそうだ。「日本林業の父」と呼ばれる土倉庄三郎の出身地(大滝)も近い。大谷山とされるピークがこの日の最高峰だったが、正しくは山名でなく三等三角点の点名のようである(2021.9.10)。 |
左=五社峠に建つ川上鹿塩神社 右=地蔵道標(左 よしの/右 上市) |
蜻蛉ノ滝(この上下に落差がつづく) |
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