探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.699【美ヶ原(王ヶ頭・王ヶ鼻)の眺望】
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遠景左から蓼科山・中山・東天狗岳・西天狗岳・硫黄岳・横岳・赤岳・阿弥陀岳・権現岳・編笠山と富士山(中腹)
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遠景左から観音岳・地蔵岳・甲斐駒ヶ岳・北岳・間ノ岳・仙丈ヶ岳・塩見岳
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遠景左は乗鞍岳。右に小嵩沢山・霞沢岳・六百山と穂高連峰(山麓は薄川の流域)
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北アルプス南部の山々(左は穂高連峰・槍ヶ岳から大天井岳・燕岳・餓鬼岳などが並ぶ)
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左から明神岳・前穂高岳・奥穂高岳・涸沢岳・北穂高岳・南岳・中岳・大喰岳・槍ヶ岳・常念岳・横通岳・大天井岳など
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左から水晶岳・野口五郎岳・燕岳・餓鬼岳・唐沢岳と針ノ木岳・蓮華岳など(最遠景右手に立山連峰)
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左から蓮華岳・鳴沢岳・岩小屋沢岳・爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳・五龍岳・唐松岳(前景は武石峰の山稜)
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 王ヶ頭に近づくと、霧の動きがにわかに活発になった。風があるので周囲の展望を期待していたが、雲海の上には高峰群が次々と姿を現す。時間とともに西側のスカイラインがはっきりして、北アルプスの山々が明らかになった。強い印象を与えるのは、槍穂高連峰の大キレットで、誰でもギャップを見たらすぐにそれとわかる。その右手には尖った槍ヶ岳があり、幾重にも尾根と稜線を重ねつつ北は白馬方面まで望むことができた。名だたる山の展望台として、昔から親しまれてきただけのことはある。「美しの塔」にある尾崎喜八の詩を実感した。
 長野・上田・佐久方面は霧が晴れず、八ヶ岳も霞んでいる。残念ながら、富士山や中央アルプス・木曾御嶽もお預けを食う。朝食前の2時間しかないので切り上げたが、ゆっくりすればもっと確認できたはずである。太陽が完全に昇ると、それぞれの宿を出発したツアー客で賑わい始める。散策は早朝の貴重な時間だった(2021.7.31)。
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美ヶ原のシンボル「美しの塔」
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