探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.692【斜里岳の眺望】
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遠景は能取岬とオホーツク海方面(頂上に登山者の姿が見える)
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知床半島の山々(海別岳の背後に羅臼岳・硫黄山が重なる)
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左から硫黄山・羅臼岳・海別岳
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知床半島に並行する国後島(左からルルイ岳・爺爺岳・Berutarube・羅臼山・小羅臼山・泊山など)
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カムイヌプリ(摩周岳=遠景左)と阿寒の山々(山間に摩周湖・屈斜路湖が見える)
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摩周湖
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アトサヌプリ(硫黄山=中景中央左)と遠景中央に阿寒の山々(左から雄阿寒岳・阿寒富士・雌阿寒岳・フップシ岳)
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清里・斜里町方面
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機上から望む斜里岳(右)。左へ海別岳・羅臼岳・硫黄山が連なる
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 7月の好天を願って、知床半島の付け根にある斜里岳へ出かけた。斜里は「葦の生える湿原」を意味し、大きく年老いた山を表す「オンネヌプリ」が本来の山名である。その名のとおり、雄大で美しい火山だ。
 かつて、知床の山々へ登ったときに立ち寄ったものの、霧雨と強風で何もわからないまま終わった山である。今回は、女満別(めまんべつ)空港へ着陸する直前に山容を確認することができて嬉しい。
 麓の清里町から標高680mに建つ清岳荘を起点として、旧道コースで登り、新道コースを使って戻ることにした。旧清岳荘跡から下二股を経て沢沿いに登る。今冬は積雪が少なかったのか、どこにも残雪は見られない。ナメ状の水流を渡り返しながら上流をめざす。一般向のルートとはいえ、沢登りの基本はおさえて行動しないとケガをしそうだ。上二股で熊見峠からくる新道が合流し、ハイマツ帯を進むと徐々に周囲が眺められるようになった。稜線に出たところで時間をとって展望を楽しむ。
 時間とともに雲が行き来するようになり、急いで馬ノ背から頂上に向かう。海側のアウトラインは掴めたものの、ガスに囲まれる時間が増えた。なんとか、360度を俯瞰できたので満足。内陸側は相変わらずの好天で、明日から登る予定の山々が姿を見せている。期待を胸に、竜神ノ池に寄り道してから熊見峠へ登り降りを繰り返した(2021.7.15)。
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ナメ滝・ナメ床がつづく旧道コース
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竜神ノ池
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