探山訪谷[Tanzan Report] |
No.675【稲村ヶ岳の展望】 |
山上ヶ岳(右)と左へ吉野につづく稜線(左は大天井ヶ岳・四寸岩山)。遠景は龍門岳の山稜 |
竜ヶ岳(左)と大普賢岳(右) |
大普賢岳から右へ国見岳・七曜岳 |
行者還岳(中央左) |
弥山と八経ヶ岳が重なる(遠景左は仏生嶽。右手の鋭鋒は頂仙岳) |
頂仙岳から川合(天川村)への尾根(遠景は十津川流域の山々) |
観音峯(中景中央右)から右に法力峠への稜線(背後は銀峯山・栃原岳など。右に扇形山) |
北北西方面(上の写真の右手)。中景右は小天井岳 |
稲村ヶ岳からバリゴヤノ頭への尾根と弥山・八経ヶ岳・頂仙岳(大日山の登路から) |
洞川温泉で泊まった翌日は、母公堂から法力(ほうりき)峠・山上辻を経て大日山・稲村ヶ岳に登る。最も一般的なコースだが、標高差が大きく体力もいる。 下部の植林地を過ぎると落葉広葉樹林になって、周囲は一気に明るく開けた。法力峠からは、尾根の南面をトラバースして登るため春の草花が目につく。昨日はほとんど見られなかったヒメシャラの木も目立つ。大日山の東側をトラバースしてキレットから登り返し、まず大日山に登頂。次に狭い稲村ヶ岳の三角点を踏む。展望台が設けられているので、樹木に隠れる一部を除いて大展望が得られた。何十年ぶりかの景色が新鮮だ。 下山は五代松鍾乳洞へのコースを利用した。ホンシャクナゲの蕾はまだ固かったが、日差しを受ける岩場ではコイワザクラの地域種とされるオオミネコザクラの花を見ることができた(2021.5.9)。 |
左=ヤマシャクヤク 右=ワチガイソウ |
左=フタバアオイ 右=ミツバツツジ |
左=ホンシャクナゲ 右=岩場に咲くオオミネコザクラ |
オオミネコザクラ |
左=エンレイソウ 右=ヒトリシズカ |
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