探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.664【朝来山の眺望】
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北面(西寄り)の眺め(中景中央は大倉部山。その左最遠景は三川山。遠景左は妙見山・蘇武岳。遠景中央右は来日岳)
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北面(東寄り)の眺め(樹木に隠れた前景左は金梨山。中景中央は室尾山。後ろの左手に法沢山が見える)
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遠景左から西床尾山・東床尾山・鉄鈷山の山なみと富岡山(右)
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南面(東寄り)の眺め(左端は青倉山。遠景中央右に千ヶ峰と右手は飯森山)
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南面(西寄り)の眺め(遠景中央は白岩山。手前中央左に金香瀬山。手前の尾根は行者山の山稜)
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粟鹿山
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遠景左から達磨ヶ峰・平石山・フトウヶ峰・段ヶ峰
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樹木左の遠景は笠杉山。最遠景中央右手に植松山・一山など。右は後山方面
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アプローチの道路から見上げる朝来山
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 花見を兼ねた山登りで、朝来(あさご)市の朝来山に出かけた。最寄りの「竹田」駅(播但線)は、雲海に浮かぶ竹田城跡(古城山)への登り口。朝来山は円山川を挟んだ東側にある。中腹に広がる立雲峡は古くからの桜の名所で、そもそもは城主(山名氏・赤松氏)が自ら楽しむためにつくったともされる。桜を愛でながら山頂へ向かい、反対に竹田城跡を眺めるのも期待していた。
 今春はどこも開花が早く、「但馬吉野」も例外ではなかった。花弁は散ったり若葉が目立つ木も多い。それでもまだまだヤマザクラが楽しめて、環境整備協力金を払っただけのことはあった。最上部の展望台付近から眺める風景がもっとも美しい。愛宕神社の参道が通行止で、おおなる池経由で尾根に取り付く。近くではトサミズキの花が咲いていた。落葉広葉樹林になると雰囲気もよくなり、駅から2時間30分ほどで二等三角点に達する。
 少し東側に展望台があって、周囲を見渡しながら昼食タイムにした。低い竹田城跡は離れてしまったが、広範囲に姿を現す山々を見飽きることはない。雲に覆われたり樹林に遮られて、氷ノ山や鉢伏山方面がよくわからない。登路の途中で、木々の間から雪に輝くスカイラインを確認していたので残念だ。それでも、この眺望は見事である。
 下山後に竹田城跡へ向かう方もあったが、近年の急激な観光化で町に趣がない。気持ちが一気に冷めたので、そのまま帰途についた(2021.4.9)。
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立雲峡から竹田城跡(中景左手)を望む(遠景中央は大倉部山)
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トサミズキ
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