探山訪谷[Tanzan Report]
space
space
space
space
 No.649【城山から古宝山へ】
space
210212_1space210212_2
space
space
左=各地を示す道標(妙見4里、池田3里、三田3里などとある)  右=一ノ谷の流れ
space
space
space
210212_4
space
space
古宝山(城山の尾根から)
space
space
space
210212_5
space
space
箕面方面(城山の尾根から)
space
space
space
210212_3space210212_8
space
space
左=城山頂上  右=古宝山頂上
space
space
space
210212_6
space
space
妙見山〜明ヶ田尾山方面(古宝山の取付付近から)
space
space
space
210212_7
space
space
妙見山(中央)。左奥に鴻応山の山頂が見える
space
space
space
210212_9
space
space
六甲の山なみ
space
space
space
210212_10
space
space
六甲最高峰
space
space
space
210212_11
space
space
羽束山方面(玉瀬付近から)
space
space
space
space
 北摂の山々を歩いていて、いつも気になる山がある。多田銀銅山の西にそびえる二等三角点の城山だ。東方から眺めると、低いながらも盛り上がる姿が他を制していて魅力的である。近くには何度も出かけているものの、未踏のエリアを古宝山とつないで歩こうと寒い時期に出かけた。
 猪名川町の白金2丁目から多田銀銅山に向かい、一ノ谷池の傍から西ノ谷に入り、西ノ峠から尾根を迂回して山頂に立つ。山容どおり、最後はなかなかの急登がつづく。下山は猪渕川に架かる岩田橋への尾根を使った。送電線の巡視路が通るので歩きやすく、展望のよいところが出てきて楽しめる。
 宝塚市の切畑へ移動し、次は古宝山に登る。こちらも送電線の巡視路をできるだけ利用した。樹間から周囲の山が姿を見せるが、灌木や薮に覆われてスッキリした眺望はなかなか得られない。近すぎたのか、けっきょく城山をじっくり観察することはできなかった。どうも、この山は遠くから眺めるのが強い印象を与えるようだ。
 最後は八王子山で、六甲の山々と近くで対面する。参道を玉瀬方面に下ると、羽束山の特徴的なスカイラインが現れた。古宝山は「ふるほうやま」「ふるぼうさん」「ふるぼっさん」などと称し、八王子山も親しみを込めて「はっちょさん」と呼ばれているらしい。この日は人々の暮らしとかかわる山を存分に味わった(2021.2.12)。
space
space
 →「探山訪谷」へ戻る→ホーム(トップ)へ戻る
space