探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.641【梨割岩と見晴台】
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梨割岩
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尾根のあちこちに露岩が現れる
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はさみ岩
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見晴台の展望(上野盆地方面。遠景の台地は青山高原)
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経ヶ峰(手前は西教山の山稜)
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笠取山
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尼ヶ岳
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大洞山
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林道にある東屋からの南望(遠景左から尼ヶ岳・大洞山・倶留尊山・古光山。最遠景左は局ヶ岳。最遠景右手に三峰山の大きな山容)
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 先日に出かけたコウモリ岩。山名の元となった岩を確かめたくて、再び行ってきた。地形図から判断して、場所は数箇所に絞れる。ついでに、この前のルートから外れた梨割岩と見晴台も確認しようと予定を立てた。
 現地に着いて、地形図をチェックしながら林道を進むが、支尾根への踏跡が明瞭でなくその次の分岐まで行ってしまう。そこには東屋があって、壊れた標識が残っていた。5〜6年前のリポートでは、多くが岩のことに触れているもののその後は途絶えている。しかも、すべての報告で場所が不明だ。どうもこの下のようだが、入口は薮に覆われていて一般向のコースではない。ただ、一段下からは踏跡をトレースできた。しかし、150mと記されていたのは距離なのか標高差なのか、わからないまま支尾根の左右を見ながら下降する。
 先端まで行ったので谷に降り立ち、隣の谷から東側の尾根に取り付いた。この尾根は、露岩の記号が標高差200mにわたって散らばっており、いったん下まで降りて違うルートで登り返す。大岩もあったが、洞穴のある岩を見つけることはできずに林道へ戻った。何ひとつ見つけられず、落胆したまま見晴台に向かう。
 南東面が切り開かれた標高600mの広場では、先日は見えなかった山々が姿を現したので昼食タイムにする。南斜面の岩を確認しながら林道へ戻り、往路で踏み込まなかった支尾根を下降する。すると、平坦地の先に丸い大岩が見えた。横へ回り込むと、見事に割れた光景が現れた。
 どうにか梨割岩を目にすることができて、今日はここまでにして次の目的地へ向かう。尾根筋はかなり詳しく歩いたので、可能性として残るのは谷筋と急斜面しかない。次は谷から雨裂記号を目標に攻めよう。再び宿題を残した(2021.1.31)。
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