探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.637【長等山の展望】
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比良山系(左は釈迦岳)と北湖方面
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琵琶湖大橋の彼方に山本山が目立つ
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遠景の雪山は霊仙山(左)と御池岳(右手)・藤原岳(右端)。中景中央左は繖山。右手に十三仏・太郎坊(赤神)山
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三上山(中景左)の背後は日本コバ。遠景右の雪山は雨乞岳・綿向山とピラミダルな鎌ヶ岳が並ぶ
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中央は阿星山(手前右は金勝アルプス)。最遠景左手の最高峰は仙ヶ岳
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大津市街と音羽山(右)
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 昨年末につづき、大文字山周辺の遺跡と見どころを探索する第2回目。今回は、中尾城跡から如意ヶ岳城跡を経て、如意寺跡を西から東に向けて歩いた。雨社大神(赤龍社跡)から深禅院跡・本堂跡に寄りながら灰山まで来ると長等山のエリアだ。山名は特定のピークを指すものでなく、三井寺(園城寺)の後背地一帯を表す地名であり、山号も長等山である。大津市と京都市の都市計画(地)図では、400.2m峰に山名が記載されている。
 まず、地形図から判断して最高地点の408m標高点に立ち寄り、四方からの道が合わさるCa.380から三角点をめざす。谷を一本挟んだ千石岩を見て三等三角点に達し、早尾神社へ下る尾根を進むと展望のよい場所が突然現れた。最近のことだろう、これまで知らなかった琵琶湖側の眺めに目をみはる。「長等山テラス」と名づけられた小さな岩場(標高330m)は、この山の魅力を高めることになろう。この日のコースで何度も目にした「如意越」の標識も、同様の活動なのだろうか。何年ぶりかで訪れたが、思いがけない褒美をもらった気がする(2021.1.10)。
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左=灰山(庭園遺跡)  右=最高地点
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左=千石岩(遠景は四明ヶ岳)  右=下山した山上不動尊の滝は凍てついている
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