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新年早々に初心者向の登山講座が再開し、須磨アルプスへ行った。何度も歩いているエリアだが、散策コースとして整備された横尾道を歩くのは初めてである。地下鉄「妙法寺」駅から出発。地元の方のウォーキングに適しているのだろう、次々と人に出会う。上段の道からは横尾周辺の景観が開けて心地よい。ウバメガシを保護・植栽する区域があったり、花の時期ではなく見られなかったものの、ノジギクの群生地と出合った。 六甲全山縦走路に合流すると一直線に登る階段が目に入る。かつて高倉山があったが、埋立てのために削られなくなった。栂尾山の展望台からは、海側の眺望がすばらしい。30分ほど休んだが、徐々に遠景が澄んできて紀淡海峡まで望めるようになった。 横尾山へ近づくと大きな木も目に入り、ヤマモモも混じるようになる。ピークからの下りで核心部に入り、ザラザラの道を慎重に進む。新しく鎖が設置されたところもあった。名勝「馬ノ背」では撮影会になる。登り返して振り返ると、ガレを纏う山容が一段と立派だ。 東山で縦走路と別れ、板宿(いたやど)への尾根を下る。板宿八幡神社に近づくと森の雰囲気がよくなり、初詣の人たちが次々と訪れる境内に降り立った。天候に恵まれ、みなさんの満足度も高かった(2021.1.4)。 |
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