探山訪谷[Tanzan Report] |
No.626【晩秋、半国山の眺望】 |
丹波高原(最遠景中央は由良川源流域の山々。中景中央右は諸木山。前景右は筏森山の山稜) |
最遠景は比良山系の武奈ヶ岳(中央左)と蓬莱山(中央右)。間の手前に棧敷ヶ岳。中景は左から千歳山・鎌ヶ岳・三頭山の山稜 |
地蔵山(中央左)・愛宕山(中央右)。手前に三郎ヶ岳(左)と牛松山(盆地の手前右は行者山) |
鉄塔の左奥は山上ヶ峰(遠景は左から大文字山と音羽山・千頭岳など。間の最遠景は阿星山) |
左の老ノ坂・大枝山から右に大暑山・小塩山の山稜(手前に竜ヶ尾山の山稜。前景中央は朝日山) |
遠景の最高峰はポンポン山(手前に明神ヶ岳・黒柄岳の山稜が重なる。中景右は霊仙ヶ岳) |
湯谷ヶ岳(中景左)と鴻応山(中景中央左)。遠景右は石堂ヶ岡。手前右端は光明山(右の鉄塔左奥に歌垣山) |
遠景左は石堂ヶ岡。手前に光明山・天台山。右に妙見山の山稜とさらに右が高代寺山(中景は小和田山の山稜) |
最遠景は六甲の山なみ(手前左手に中山連山と大峰山。中央右手は城山。手前右に三草山) |
剣尾山(中央右)と横尾山(間に大船山の頂が覗く)。遠景左は稚児ヶ墓山・丹生山の山なみ |
亀岡にある半国山は眺望に恵まれ、大きな山容が周辺からもよく目立つ山として知られている。登山講座でもコースや季節を変えて何度も取り上げてきた。「丹波霧」に覆われることが多いこの季節。好天の日に出かける計画を立てた。 交通の関係から山頂には昼を過ぎる到着になり、亀岡盆地の霧は完全に上がってしまった。青空のもと、西側を除く周囲の山々が姿を見せる。見事な景観に、十分時間をとって山座同定を楽しむ。 下山は宮前(みやざき)へのコースを選んだが、途中にも眺めのよいところがあった。近年のことだろう。金輪(きんりん)寺には、上部の神尾(かんのお)山(本梅・本目)城跡から尾根通しに新たな道が開かれていた。旧道に比べてとても歩きやすい。この城は、明智光秀が丹波攻略の拠点にしたとされる。 寺から参道を下り、延喜式内社の宮川神社にも立ち寄った。夕日に照らされた八ツ尾山の山稜が赤く浮かんでいた(2020.12.7)。 |
左=神尾山城跡か坊跡か、平坦地が連続する 右=金輪寺参道を埋め尽くすイチョウの葉 |
宮川神社 |
八ツ尾山(左)から城山へつづく山稜(宮川から) |
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