探山訪谷[Tanzan Report] |
No.618【京北・黒尾山(東黒尾山)の展望】 |
明石川・桂川下流方面 |
龍ヶ岳(左)と地蔵山(右)。手前に三頭(みつづこ)山の尾根が重なる |
城山の中腹から望む深見峠方面〔遠景右は鴨瀬山(鴨瀬芦谷山)の山稜〕 |
桂川上流方面(遠景右手の台形は湯槽山。左後ろは桑谷山。城山の中腹から) |
天童山(中央。手前に竜ヶ坂・茶呑峠の古道が通る) |
先月の黒尾山(569m)につづいて、京都一周トレイル京北コースが通る黒尾山(東黒尾山=509.3m)に登る機会ができた。どこかから他の二座が見えないものかと思っていたものの、あまり眺望がよくないのではっきり確認することはできない。それでも頂上からは愛宕三山の北面を見ることができ、少しは位置関係が明確になった。 三等三角点から下って、その後は明智光秀が築いたとされる周山城址(城山)に立ち寄る。石垣や井戸跡・本丸跡を訪ねてから東に向かうと、この日一番のビューポイントに出た。桂川水系上流域の山と谷が幾重にも重なって見える。なかでも特徴的な山容が天童山で、尾根に建つ反射板が光っていた。 時間に余裕があるため、下山後は「くろみつ大雄尊」(光秀の墨塗り坐像)が祀られる慈眼寺に寄り道し、道の駅「ウッディー京北」を象徴する大杉とも対面する。「周山フリー乗車券」を使ったので、みなさん食事や買い物も楽しまれたようだ(2020.11.9)。 |
周山城址(本丸跡) |
慈眼寺の大イチョウ |
「ウッディー京北」に展示される大スギ(「櫓杉」=樹齢約600年 胸高周囲5.1m 高さ7m) |
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