探山訪谷[Tanzan Report] |
No.614【蘇武岳の展望】 |
大杉山 |
蓮台山(遠景左から二つ目)・久斗山(遠景中央左)・庵月山(遠景右)の山塊と日本海 |
三川山(左)と日本海 |
神鍋高原(前景)と来日岳(遠景中央右) |
大岡山(中景中央)と左後ろに矢次山(最遠景は丹後半島の山々。左に台形の依遅ヶ尾山が目立つ。遠景右に高龍寺ヶ岳と法沢山) |
蘇武岳 |
豊岡盆地と出石方面(遠景左は丹後半島) |
遠景中央左は東床尾山〜西床尾山の山稜。手前中央右手は光明山(最遠景左は大江山連峰。最遠景右は粟鹿山) |
東床尾山(中央左)の後に三岳山の山頂が見える(京都府・兵庫県境と但東町の山々) |
粟鹿山(遠景左)と最遠景右に千ヶ峰(中景中央は朝来山。前景左手に大倉部山。手前中央左は大徳山) |
中景中央は但馬妙見山(左手の最遠景は千町ヶ峰。手前にフトウヶ峰・須留ヶ峰。遠景右は藤無山) |
遠景左から藤無山・一山・三久安山・阿舎利山と黒尾山。遠景右は植松山 |
遠景左から氷ノ山(須賀ノ山)・赤倉山・鉢伏山・瀞川山(遠景右手の鋭鋒は陣鉢山。間の最遠景は鳴滝山) |
三室山(遠景左)と氷ノ山(手前右)・赤倉山(右端) |
遠景中央は扇ノ山(前景左は後山。中景左は仏ノ尾。右手に谷山・二連寺山) |
加藤文太郎と植村直己。彼らの故郷の山として知られる蘇武岳は、一等三角点が設置された展望の山として有名だ。天気のよい日にぜひ登りたいと思っていたが、寒気が抜けて移動性高気圧に覆われそうな日を選んで出かけた。紅葉の様子も気になるが、澄んだ空気と気温が低めの晴天が第一の条件である。 かつては、名色(なしき=日高町)から林道で上部まで達し、往復するコースが一般的だった(稜線上の林道からも)。最近の様子を調べると、万場(まんば)から大杉山に登って稜線に達し、名色からの道に合流したのち頂上へ行けることを知った。下山も、備前山の手前から万場へ戻るコースが開かれている。ちょうど一日コースとして適当だと判断した。 口ノ滝の祠がある尾根に取り付くと上部は美しい色彩に包まれている。途中の「○合目」の表示は大杉山を示すものだった。大きなスギの古木が聳えるピークで北東側の景色が開ける。その後はアップダウンを繰り返し、30分ほどで蘇武岳の頂上にたどり着いた。 ゆっくり時間をとって四周の山々を眺め、昼食と山座同定を存分に楽しんだ(2020.11.5)。 |
万場スキー場から大杉山を望む |
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