探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.588【鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳の風景】
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黒部別山(大タテガビン付近)
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赤岩尾根分岐から爺ヶ岳への稜線(手前の小屋は冷池山荘)
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大谷原・黒沢方面を見下ろす(中景中央は鹿島槍スキー場)
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鹿島槍ヶ岳(左=南峰、右=北峰)
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棒小屋沢の向こうにガンドウ尾根と坊主山が並ぶ(中景右は牛首山)
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爺ヶ岳中峰から見た蓮華岳(左)と針ノ木岳・スバリ岳(右)。針ノ木峠の彼方は赤牛岳
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餓鬼岳(中景中央)と唐沢岳(中景右)。間の遠景は左に東天井岳、右は大天井岳(爺ヶ岳南峰で)
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爺ヶ岳南峰から望む前穂高岳(最遠景左)と槍ヶ岳(遠景中央右)
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立山(左から雄山・大汝峰・富士ノ折立と真砂岳)
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針ノ木大雪渓と針ノ木岳・スバリ岳(柏原新道から)
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柏原新道から仰ぎ見る岩小屋沢岳(左は赤沢岳・鳴沢岳)
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 後立山連峰の鹿島槍ヶ岳と爺ヶ岳へ行くことになった。計画していたのは白馬三山だったが、今夏は営業しない山小屋があって急遽行先を変更した。
 3泊4日の日程にすると1日あたり6〜7時間の行動になって、参加者にとってもハードルは高くないはずだ。大町市を朝に出発して赤岩尾根から冷池山荘へ向かい、翌日は鹿島槍ヶ岳を往復してから爺ヶ岳を経て種池山荘まで。最終日は柏原新道を下って扇沢駅に出たあと温泉などを楽しんで帰途につく予定である。
 出発直前まで長雨がつづいてヤキモキしたが、現地ではそれほどの悪天でもなかった。入山日こそ小雨模様で傘をさしたものの、翌日は午前中が風のある霧雨(最大風速=7〜8m/s)。午後は青空も覗く展開になって、各所で周囲の風景を目にすることができた。ただ、湿気が多いのかガスが頻繁にまとわりつき、夏らしいカラッとした空気は感じられない。反面、稜線で何度もライチョウと遭遇した。ハイマツの陰から微かな鳴き声がすると、その先の開けた草地に幼鳥が歩いていたりして、鳥の歩みに合わせてこちらも超スローペースで行動する。
 種池山荘では翌朝の好天が予想された。剱岳や鹿島槍ヶ岳の全貌を見たいと思って南峰へ行くつもりでいたが、明け方からガスに覆われ願いは叶わなかった。仕方なく下山し始めて1時間あまり経つと、上部は青空になって小屋の建物と南峰を望むことができた。中腹は再び霧に包まれる。週末だけに、この日は登ってくる登山者と頻繁に出合った(2020.7.30〜8.1)。
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左=冷池  右=種池
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登山道で出会ったライチョウ
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鹿島槍ヶ岳南峰から吊尾根を北峰に向かう
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布引山
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