探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.58【近郊の山、再発見!】
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 主にシイやカシに覆われた林を登る
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 左=尾根筋からの展望(遠く生駒や金剛・葛城の山々が望める)  右=ここもナラ枯れが広がっている
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 左=谷筋にはウラシマソウの姿も  右=ソヨゴの表示
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 京阪神の周辺を歩いてみて、身近な低山で認識を新たにすることが多くなった。
 たとえば、箕面市街の北西に位置する六個山(六箇山・松尾山=395.9m)は、地元の人たちに親しまれているところだ。かつて幕府の直轄領だったこの山は、今は国と市の管理する林になっている。箕面川沿いの、滝へ向かう道はいつも多くの人でいっぱいだが、分岐で山へ取付くとこれまでの喧噪は嘘のようになる。
 照葉樹を中心とした木々には大きなものも見られ、「市民の森」として植物の名前が表示されているのはありがたい。時間の許す限り尾根と谷をあちこち廻れば、植生の違いもはっきりわかる。また、種類が豊かなのも目をひく。
 西隣の五月山や猪名川を挟んでつづく中山連山も同じで、大阪平野の周囲に連なる生駒山地や金剛・葛城の山々も見どころが多い。これまでは、どちらかと言えばこのような山々を避けてきたのだが、近年その魅力に目覚めた。
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