探山訪谷[Tanzan Report]
space
space
space
space
 No.576【展望の天山】
space
200529_20
space
space
天山(北櫻から)
space
space
space
200529_21
space
space
三上山(左)と妙光寺山(右)
space
space
space
200529_22
space
space
比良連峰(中央左の最高峰は蓬莱山)
space
space
space
200529_23
space
space
遠景左から御池岳・藤原岳・割山。手前中央の大きな山容は日本コバ(中景左手に雪野山が覗く)
space
space
space
200529_24
space
space
遠景は左から黒尾山・銚子ヶ口・クラシ・イブネ・雨乞岳・綿向山・水無山(雨乞岳の手前に竜王山が重なる)
space
space
space
200529_25
space
space
遠景左の高峰は雨乞岳・綿向山。右に水沢岳(宮越山)・仙ヶ岳・能登ヶ峰・臼杵ヶ岳・ベンケイなどが並ぶ
space
space
space
200529_26
space
space
十二坊(中景左)と烏ヶ嶽・飯道山(中景右)。間の遠景は、左から油日岳・烏山と小笹ノ峰・霊山
space
space
space
200529_27
space
space
横高山(遠景中央左)・水井山(遠景中央右)。前景の急斜面は三上山
space
space
space
200529_28
space
space
城山(前景中央右)と背後に水茎岡山城(岡山)・沖島・奥島山など(最遠景左は大御影山。右に三国山・乗鞍岳など)
space
space
space
space
 菩提寺山から野洲市の北櫻を経て天山(あまやま・あまのやま)に登り、展望を楽しむ。昼を過ぎてさすがに雲は出てきたが、山々を確認する上での支障はなかった。隣の三上山は大きく手が届きそうな近さだ。琵琶湖に近づいたせいか、湖南・湖東の平野部と湖西方面の様子がよくわかる。なお、近くの旗振山(相場振山)・田中山・城山なども展望に優れている。
 気になっていた、我が家から天山が見えるかという疑問は、三上山の北斜面に隠れて居住地は見えないことが判明した。細かいことながら、図版だけでは微妙な関係は判らないことが多い。やはり、好天の日にこの目でチェックする必要がある。
 その後、希望が丘文化公園側に下山して峠(野洲中越)を経て野洲駅まで歩く。園内はウォーキングやテントを張って寛ぐ人の姿が目立ち、日常の風景にすっかり戻っていた。
 最後に、山名に関する事柄を少し。天山は一般的に「あまやま」と呼び習わしているが、国土地理院の「点の記」では雨山(あめやま)である(四等三角点)。また、希望が丘文化公園の案内図では、東方にある251m標高点を笹尾ヶ岳と表記しているが、「点の記」は八重谷越近くの242.9m峰(四等三角点)を笹尾ヶ嶽(ささおがたけ)とする。ほかに、雨山(Ca.240m/241m)という表記も山行報告にあって、付近の山名は錯綜しており注意が必要だ(2020.5.29)。
space
space
 →「探山訪谷」へ戻る→ホーム(トップ)へ戻る
space