探山訪谷[Tanzan Report] |
No.560【五島列島で出会った植物(3月下旬)】 |
七ツ岳・父ヶ岳〔福江島〕 |
オンツツジ |
左=ヤマザクラ 右=コバノミツバツツジ |
左=ネジキ 右=ヒゲコスミレ |
左=ヒトツバ 右=ヤブツバキ |
左=イズセンリョウ 右=ムラサキマムシグサ |
スダジイやカゴノキが目立つ樹林 |
左=バリバリノキ 右=イスノキ |
左=アカガシ 右=バクチノキ |
左=タムシバ 右=サワオグルマ |
左=ノアザミ 右=アケビ |
男岳・女岳〔嵯峨ノ島〕 |
ムサシアブミ |
左=オオキバナカタバミ 右=アコウ |
左=ハマダイコン 右=シャク |
左=キケマン 右=キランソウ |
左=カタバミ 右=オドリコソウ |
左=コスミレ 右=ウマノアシガタ |
左=オニタビラコ 右=トウダイグサ |
左=アカネスミレ 右=タニワタリ |
左=アリアケスミレ 右=ナワシロイチゴ |
左=ハマウド 右=ベンケイソウ科・タイトゴメ(?) |
左=メダケ 右=トベラ |
左=サンインタチツボスミレ(?) 右=スミレ |
山王山〔中通島〕 |
マムシグサ |
左=ミツマタ 右=オンツツジ(?) |
五島列島の山旅で出会った花の覚え書き。あくまで、行動中に見かけたものを行程順に示した。同種の写真は初見時のみ取り上げる。 全体的に馴染みのものが多かったように感じるものの、この地域の環境と気象条件によって独特の種類があるのも印象的だった。時期的には、春というより初夏の季節を強く感じる。なかでも、ムサシアブミの花は初めである。かつて、高知の沖ノ島で枯れて倒れた大きな葉にビックリしたが、フレッシュな状態がこのようなものだとは思いもよらなかった。 福江島では自生のヤブツバキを各地で目にしたが、「玉之浦椿」を見ることは叶わなかった。突然変異により濃紅地に白い覆輪の入ったもので人気品種である。嵯峨ノ島では、海岸付近だけでなく全域にわたってヨシタケ(ダンチク)が繁茂していた。 中通島の山王山では、多数のマムシグサに迎えられ千差万別の姿を目にした。その多様性がこの草の特徴をよく示している。最下段の写真は、かつて家屋があったエリアなので植栽された可能性も高い。ツツジの雄蕊は8本である(2020.3.28〜3.30)。 |
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