探山訪谷[Tanzan Report] |
No.541【阿武山を歩く】 |
生駒山地の山々(標高点348m近くから) |
左=冬枯れの雑木林 右=「左 車作/妙見 道 右 萩谷 道」の道標 |
左=石堂ヶ岡 右=竜王山 |
遠景左からポンポン山・釈迦岳・向谷山(大沢山)と天王山への尾根 |
高槻の市街地と中景に国見山・交野山・旗振山の山稜(阿武山で) |
遠く神野山など大和高原を望む(中央右手は貝ヶ平山) |
茨木・箕面方面(物流センターの向こうは彩都。遠景は六甲山) |
左=エノキの巨木 右=阿武山古墳 |
高槻と茨木にまたがる阿武山周辺を歩いた。新名神の建設工事中はダンプカーが途切れることなく走っていたため避けていた地域だ。開通から時間も経ったので、そろそろ落ち着いた環境のもと楽しめるのではないかと計画する。 新年早々のウォーミングアップに相応しく、中萩谷から武士(もののふ)自然歩道にアクセスして阿武山に向け南下した。この辺りは変電所や送電線が各所にあって、その都度周囲の景観が広がる。晴天にも恵まれ、なかなかすばらしい。また、阿武山の上部と山頂には展望場所が設けられていた。午後は徐々に曇り空になったものの、明治大阪工場の彼方には奈良県の山なみが幾重にも重なっている。 さらに、コースの途中には古い道筋を表す道標や古墳などもあって、歴史探訪という側面も見逃せない。神木の大きなエノキを仰ぎ見たり、藤原鎌足説がある埋め戻された古墳に寄りながら、阿武山稲荷の鳥居から安威バス停へ下山した(2020.1.6)。 |
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