探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.535【晩秋の雲取山】
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比良山系(遠景左)と前に重なる皆子山。前景はハタカリ峠から寺山峠へつづく尾根
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遠景は左から白倉山(岳)と武奈ヶ岳・コヤマノ岳。中景は峰床山
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武奈ヶ岳・コヤマノ岳
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白倉山(白倉岳)
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棧敷ヶ岳
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三ノ谷を下る
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左=クリンソウの花  右=谷筋に残る台杉
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左=ナメコ  右=校庭跡を覆うイチョウの葉
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左=芹生  右=貴船口
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 最後の紅葉を楽しもうと、登山講座で北山の雲取山へ出かけた。以前は初夏に登ったので花脊や芹生の谷筋でクリンソウの花と出会ったが、この季節にも一株だけ咲いていた。入山路は前回と一緒だが、その後は登路と下降路を変える。
 高校の山岳部などで北山へよく出かけていた頃は藪漕ぎが普通だった。地形が複雑なため、この山も頂上へ達するのが難しかった。その後ササが一斉に枯れ、どの山も比較的簡単に登頂できるようになった。眺望のきかない藪山というのが若い頃の印象だが、今では三角点のある北側のピーク(「雲取山北峰」)からすばらしい展望が開ける。予想していなかったため、思いがけない展開に嬉しさが倍加する。寒風に防寒具を取り出して山座同定の時間とした。頂上でも木々が葉を落としており、樹間から比叡山や水井山を眺めることができた。
 西側の三ノ谷へ急斜面を下り、午後は芹生や貴船の紅葉を見ながら貴船口まで歩いた。歩行距離は14.1km。貴船川上流で昨年の台風による倒木があちこちで目につく(2019.11.26)。
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