探山訪谷[Tanzan Report] |
No.531【書写山圓教寺】 |
東坂参道 |
参道から姫路市内を望む(遠景は淡路島) |
十妙院付近の紅葉 |
摩尼殿(下の写真は懸崖造りの上から見下ろしたもの) |
西坂参道 |
初心者向の山登り講座で書写山へ行くことになった。このクラスは降水確率が高いと延期になるため、一週間遅れて実施する。幸いなことにその時間が紅葉を見頃に導き、山中では美しい景色と出合うことができた。 ロープウェイの書写駅に降りると、広場が鮮やかな色彩に包まれている。期待できる風景である。さすがに参拝者も多く駅は賑わっていた。 私たちは書写の集落から東坂を登る。他にハイキングのグループもあったが、出会うのは大半が地元の人たちだ。山上駅近くの紫雲堂跡で展望が開け、志納所と仁王門の間にも眺望のよい地点があった。観光客や参拝者に混じって西国三十三所の札所である摩尼殿をめざす。 昼近くになったので、まず常行堂・食堂・大講堂から白山権現が祀られている最高地点(371m)へ向かう。午後は鐘楼や金剛堂に立ち寄り、モミやツガの巨木を見ながら摩尼殿を参拝する。その後、車が通る西坂参道を日吉神社へ下山。天神山の麓を姫新線の余部(よべ)駅に出て解散した。降雨にも見舞われず、みなさん綺麗な紅葉を楽しんでいただけたと思う(2019.11.18)。 |
→「探山訪谷」へ戻る|→ホーム(トップ)へ戻る |