探山訪谷[Tanzan Report] |
No.530【秋の和泉葛城山】 |
ブナの巨樹 |
成高峯(前景)の彼方に高野三山と周辺の山々が連なる |
紀ノ川を挟んで飯盛山・龍門山が横たわる(平地は名手・粉河の町なみ) |
山上を彩る紅葉と西につづく和泉山脈 |
関西国際空港を見下ろす |
日曜日のトレッキングで未踏だった和泉葛城山へ、ブナ林の紅葉・黄葉を見に出かけた。京都からだとアプローチが不便で、朝のバスに間に合わせるためには早朝の出発が必要だ。期待が大きかったのか、なかなかの盛況になった。 出発地点の牛滝山は紅葉の名所だけにバスは超満員。このシーズンはやはり参拝や紅葉狩りの人出が多い。私たちも紅葉を愛でながら境内を通過した。丁石を確認しながら登り、山頂直下でブナ林に入る。多くは落葉が進んでいたが、デッキが設置された場所では美しい黄色の濃淡に染まっている。なんとか間に合ったようだ。時間の許す限りあちこち周回した。 展望台では、南側から西側を中心に展望が広がる。和歌山県の山なみを見ながら、ここで昼食の休憩にした。これまで出かけた山の話で瞬く間に時間が過ぎる。 塔原(とのはら)へ下山するとバスがないので、ハシカケノ滝から蕎原(そぶら)に出た。この道もなかなか美しい樹林が多い。大きなケヤキを仰いだりしながら、水間観音を経て帰洛した(2019.11.17)。 |
左=牛滝山大威徳寺の紅葉 右=山上に咲いていたヨシノアザミ |
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