探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.511【穂高連峰】
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左=明け方の涸沢小屋から東方を望む(屏風ノ頭と遠景は常念岳)  右=涸沢(左前景)と前穂高岳北尾根
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左=奥穂高岳(北穂高岳南稜から)  右=北穂高岳南峰(左)と北峰(南稜テラスで)
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大キレット(北穂高岳北峰から)
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滝谷の岩壁と岩稜(後ろのピークは蒲田富士)
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左=涸沢岳から望む北穂高岳  右=白出ノコルと奥穂高岳(右手にジャンダルムが見える)
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笠ヶ岳(中景左)と黒部五郎岳(遠景右)
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西鎌尾根(中景)の向こうに、左から三俣蓮華岳・鷲羽岳・水晶岳・赤牛岳(遠景左は薬師岳。遠景右に奥大日岳と龍王岳)
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槍ヶ岳から大天井岳・燕岳の稜線(中景)と北穂高岳(前景中央)。遠景左は水晶岳・立山連峰。槍ヶ岳の右奥は後立山連峰(奥穂高岳で)
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前穂高岳(前景左)から明神岳の尾根。背後の鞍部は徳本峠。小嵩沢山・飯盛山の後ろに南アルプスの山々
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木曾御嶽(遠景左)と乗鞍岳(中景右)
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ジャンダルムの右奥に白山が横たわる(前景左は西穂高岳の稜線)
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左=涸沢岳(前景左)と槍ヶ岳(遠景)  右=奥穂高岳(中央)と右に涸沢岳・北穂高岳(紀美子平付近から)
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前穂高岳北尾根を見下ろす(前穂高岳頂上から)
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 昨夏に予定していた穂高連峰が台風で実施できず、今夏に再行しようと計画した。一般的な縦走とは異なる山域なので、参加者の体力・技術などを考慮して一日あたり6時間前後の行動となるよう考える。みなさんの希望は北穂高岳・奥穂高岳・前穂高岳をつなぐルートだが、北穂高岳から涸沢岳の間が気になるようである。整備されているとはいえ、大キレット同様の岩の稜線を進まなければならず、ひとえに天候に恵まれることを願った。
 まず、上高地から涸沢へウォーミングアップ。昼過ぎに小屋へ到着して翌日に備える。核心部は余裕を持って歩けるよう早朝に出発し、北穂高岳南稜を登ると周囲の景色が広がってきた。馴染みの山容だが、久方ぶりなので新鮮な印象だ。一歩ごとに視野が広がって刻々と姿を変える。時間が経つにしたがってガスが纏わりつき、夕立に遭わないことを祈りつつ白出ノコルへ向けて進む。大気が不安定なのか、午後は激しい降雨になって強弱を繰り返しながら夜半までつづいた。翌日も早く出発して、昼には岳沢小屋へ着けるようにする。
 涸沢ではテントの数が少なく、韓国からのツアー登山客に巻き込まれるなど山の風景は一変していた。だが、それぞれの山頂で360度のパノラマを満喫し、全員が笑顔で山行を終えることができた(2019.8.1〜8.3)。
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