初心者向の講座で、アラキ峠から権現山・ホッケ山・蓬莱山を経て打見山まで歩いた。昨年は白滝山から打見山へ出かけたが、雷雨でロープウェイが運転休止になる直前だったので慌ただしく下山した。山上でゆっくりと時間をとって、話題のテラスで過ごせるよう再び計画する。 夏型の晴天が予想される一日だったが、湿った空気の影響で山間部はにわか雨との予報。霊仙山を除いて比良山系は朝から雲に覆われていた。平から登り始め、峠に着く手前から大粒の雨が降ってくる。「ところによりにわか雨」の、その「ところ」に該当したようだ。暑さを我慢して権現山まで登ると、ガスが切れ始めて琵琶湖や北山の山々が見え始める。すばらしい景色に昼食休憩とした。その後は青空も戻って蓬莱山の頂上も姿を現す。小女郎ヶ池の美しさも印象的だった。各クラスで何度も来ているものの、霧に覆われたり降雪に見舞われたりと恵まれなかった池である。 蓬莱山へ向かう途中でシカの大きな群れに二度出合う。頂上では周囲が見え始め、360度のパノラマを楽しむことができた。解散後は、歩いて下りたいという希望者だけでキタダカ道を利用した。夏の花があちこちに咲き、木戸の集落ではオオキツネノカミソリ・ヒオウギ・ナツズイセンなども見ることができた(2019.7.30)。 |